「見当が付かない」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「見当がつかない」、という表現を知っているでしょうか。
ここでは「見当がつかない」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「見当が付かない」とは?
- 「見当が付かない」を分解して解釈
- 「見当が付かない」の表現の使い方
- 「見当が付かない」を使った例文と意味を解釈
- 「見当が付かない」の類語や類義語・言い換え
「見当が付かない」とは?
「見当がつかない」、というのは程度が甚だしく、おおよそこの程度などという見込みがつかないことを表しています。
これ以外にもその物事が記憶に残っていないという状態を指す場合もあります。
例えば、翌日のパーティーに何人の客が来るかわからない、おおよその人数も想像つかない、という場合は「見当がつかない」と言えるでしょう。
今後どうなるのかわからないという時にもこの表現が使えます。
例えば2011年3月11日に東日本大震災が起きた時、余震が続き、大きな津波に襲われ、家には原発事故も重なってしまい、避難した人々は今後どうなるのかわからない、今後の事について全く「見当がつかない」という状態に陥りました。
- 「見当が付かない」の読み方
「見当が付かない」の読み方
「見当がつかない」という表現は「けんとうがつかない」読みます。
日常的にも使える言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
「見当が付かない」を分解して解釈
これは「見当がつかない」という表現を分解して紹介していきます。
- 「見当」
- 「付かない」
「見当」
見当という言葉ははっきりしていない事柄について大体の予測を示す表現になります。
あくまでも見込みという事ですね。
例えば、事件等が起こったときには警察が犯人の見当をつけなければいけません。
「付かない」
つかない、という表現にはきちんとした説明が加えられていないという意味になります。
付く、という表現には説明が加えられているという意味があるのです。
「見当が付かない」の表現の使い方
何かに対しておおよその見込みがつかない場合、「見当がつかない」という表現が使われます。
例えば、参加者が何人になるのかわからない、参加者がどのような人なのかわからない、という場合は参加者が何人なのか「見当がつかない」、参加者がどのような人なのか「見当がつかない」、ということになります。
海外旅行に行く時、旅行先がどのような雰囲気なのか分からなければ旅行先の雰囲気の「見当がつかない」ということになりますね。
また、台風の被害が大きくて避難しなければならない、今後どうなるのかわからない、などという時にも「見当がつかない」という表現が利用できます。
「見当が付かない」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「見当が付かない」を使った例文1
- 「見当が付かない」を使った例文2
「見当が付かない」を使った例文1
「土砂災害で道が塞がれてしまい、今後の見当がつきません」
台風などによって土砂災害などが起こると、それによって道が塞がれてしまうこともありますよね。
道が塞がれれば、住んでいる人たちが孤立してしまう可能性もありますし、非難したくてもできないという状態に陥る場合もあります。
そうなれば今後の「見当がつかない」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
「見当が付かない」を使った例文2
「どのような参加者が集まるのか全く見当がつきません」
パーティーなどで多くの人が集まる場合、一体どのような人が来るのか気になることもありますよね。
しかし、若い人たちが集まるのか年配の人が集まるのか、女性が多いのか男性が多いのか、全然わからないということであれば参加者に対して「見当がつかない」ということになります。
「見当が付かない」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「見通しが立たない」【みとおしがたたない】
- 「予想できない」【よそうできない】
「見通しが立たない」【みとおしがたたない】
見通しが立たない、というのはこの先どうなるのかわからない、見通しが定かでは無い、という意味になります。
災害が起こった後など、これからどうなるのかわからないという場合、見通しが立たないと表現できます。
「予想できない」【よそうできない】
予想できない、というのは将来どのようになるのかわからないということです。
将来この子供がどのような大人になるのか予想できないと言えば、この子供がどのような大人になるのかわからない、という意味になります。
「見当が付かない」という表現は非常に便利な言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
職場でも使える表現の1つです。