「理不尽な扱い」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「理不尽な扱い」を受けたことがあるでしょうか。
ここでは「理不尽な扱い」、という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「理不尽な扱い」とは?
- 「理不尽な扱い」の英語と解釈
- 「理不尽な扱い」の表現の使い方
- 「理不尽な扱い」を使った例文と意味を解釈
- 「理不尽な扱い」の類語や類義語・言い換え
「理不尽な扱い」とは?
「理不尽な扱い」というのは理不尽な扱われ方をするという意味になります。
理不尽という言葉には理にかなわない仕方ですること、道理に合わないこと、などという意味があり、「理不尽な扱い」というのは道理に合わない扱い、という意味になるのです。
例えば、職場で「女性だから」という理由で昇進できなかった、結婚や妊娠についてやたらと聞かれた、などという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
周りの男性社員よりも優秀なはずなのにその力を認めてもらえなかった、という人もいるでしょう。
そのような扱いはまさに「理不尽な扱い」だといえます。
- 「理不尽な扱い」の読み方
「理不尽な扱い」の読み方
「理不尽な扱い」、という表現は「りふじんなあつかい」と読みます。
よく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「理不尽な扱い」の英語と解釈
「理不尽な扱い」という表現を英語にすると“have an unfair treatment”と表現できます。
アメリカの場合は“draw the short end of the stick”と表現しても良いでしょう。
「私は会社で理不尽な扱いを受けました」ということであれば“I was mistreated at the company.”と表現できます。
「理不尽な扱い」の表現の使い方
納得できない扱いを受けた、理屈に合わない扱いを受けた、という場合は「理不尽な扱い」という表現が使えます。
生活していると、どうしても道理に合わない扱いを受けることがありますよね。
例えば障害を持つ子供がいると、1歳半の検診で嫌な思いをした、などということもあるかもしれません。
最近は自閉症や発達障害などに対しての理解も深まっていますが、そのような子供を連れて検診に行くと、周りから「理不尽な扱い」を受けた、きちんと見てもらえなかった、と悩むお母さんたちも多いといわれています。
「理不尽な扱い」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「理不尽な扱い」を使った例文1
- 「理不尽な扱い」を使った例文2
「理不尽な扱い」を使った例文1
「女性だからという理由で理不尽な扱いをしてはなりません」
女性は、女性だからという理由で職場などでも「理不尽な扱い」をされることがあります。
法的には禁止されていますが、妊娠や出産などで長期的に職場を開けなければいけないという女性は男性から白い目で見られることもありますし、結婚しなければ「いつ結婚するのか」などと興味深く聞かれてしまうこともあるでしょう。
今後は女性も働きやすい環境を作っていかなければいけません。
「理不尽な扱い」を使った例文2
「保育園が空いていないからという理由で母子家庭の母親が働けないのは本当に理不尽な扱いだと思います」
最近は待機児童等という言葉が使われますが、保育園に空きがないということで働けないお母さんたちも多いですよね。
特に母子家庭でお母さんが働けなければ収入がありませんので、生活できないということになります。
その一方で保育士の人数等にも限界があり、保育園に空きが作れない状態になっているのです。
保育士の育成などに力を入れていかなければいけない時代になったのではないでしょうか。
「理不尽な扱い」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「冷遇」【れいぐう】
- 「不当な仕打ち」【ふとうなしうち】
「冷遇」【れいぐう】
冷遇という言葉には冷淡な態度であしらう、冷たい待遇、という意味があります。
不当に低い待遇を指す表現です。
「不当な仕打ち」【ふとうなしうち】
不当な仕打ち、というのは道理に合っていない振る舞い、理不尽な仕打ち、という意味になります。
不当な、という言葉には根拠がない、理由がない、などという意味があるのです。
「理不尽な扱い」は受けたくないですよね。
もしも悩んでいる場合、周りの人に相談することも大切ですよ。