「業務を終える」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「業務を終える」という表現を知っているでしょうか。
仕事を終える、という言い回しとは何が違うのでしょうか。
ここでは「業務を終える」、という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「業務を終える」とは?
- 「業務を終える」に英語と解釈
- 「業務を終える」の表現の使い方
- 「業務を終える」を使った例文と意味を解釈
- 「業務を終える」の類語や類義語・言い換え
「業務を終える」とは?
「業務を終える」、というのは日常継続してなされている職業上の仕事を終える、という意味になります。
業務という言葉は、日常的に継続してなされている仕事、家庭生活上の行為以外で社会生活において反復・継続してなされている活動、という意味があります。
つまり日常的な仕事という意味であり、仕事においては電話対応などが業務だと言えるでしょう。
資料作成や取引先への連絡なども業務に当たりますし、ゴミ出しなども業務ですね。
そのような仕事を終えた時に「業務を終える」という表現が使えます。
- 「業務を終える」の読み方
「業務を終える」の読み方
「業務を終える」という表現は「ぎょうむをおえる」と読みます。
仕事をしていると一度は使う経験がある表現なのではないでしょうか。
「業務を終える」に英語と解釈
「業務を終える」という表現を英語にすると“finish work”や“fulfill the task”になります。
「今日の業務を終えました」ということであれば“I finished the job today.”になります。
「業務を終える」の表現の使い方
市役所などに電話をすると、5時で電話がつながらなくなりますよね。
「本日の業務は終了いたしました」と言われることもあるのではないでしょうか。
しかし、5時で電話がつながらなかったからといって市役所で働いている公務員たちが5時で帰宅しているわけではありません。
彼らは電話の業務を終えただけであり、まだ仕事は続けているのです。
業務というのは仕事をする上でこなさなければいけないものであり、業務と仕事は同じではありません。
そのため、窓口での問い合わせや電話等の業務は終えたとしても、まだ仕事は続いているということになるのです。
このように、仕事をする上でやらなければいけない業務を終えた時、業務を終えた、という表現が使えます。
「業務を終える」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「業務を終える」を使った例文1
- 「業務を終える」を使った例文2
「業務を終える」を使った例文1
「本日の業務を終えました」
仕事をする上でやらなければいけない業務が終わったのであれば、それは業務を終えたと表現できます。
業務イコール仕事、というわけではありませんので、業務を終えたからといって仕事が終わった、これで家に帰れる、という意味にはなりません。
電話業務や窓口業務を終えたら、これは業務を終えたということになるのです。
また、そのような電話のオペレーターや窓口での受付が仕事の場合、業務終了と同時に仕事終了になることもあります。
「業務を終える」を使った例文2
「彼女は素早く業務を終えてくれて助かります」
データ入力や書類作成など、事務仕事とも言われる業務の場合は素早くこなしてくれる人がいると安心ですよね。
大切な仕事ですので、素早い対応が求められる場合もあります。
そのような時、このような繰り返し作業を素早く置いてくれる人がいると、それだけで効率が良くなり、他の人も仕事がしやすくなるのではないでしょうか。
「業務を終える」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「事務を終える」【じむをおえる】
- 「仕事を終える」【しごとをおえる】
「事務を終える」【じむをおえる】
事務というのは役所や会社などにおいて書類の作成や整理などをする作業全般を指しています。
就職活動をする場合、事務職、総合職、という言い方もありますね。
事務における仕事を終えた場合、事務を終えると表現します。
「仕事を終える」【しごとをおえる】
事を得る、というのは自らに課せられた義務や責務を覚える、という意味になり、勤めを果たすという意味にもなります。
1日の仕事が終わった後、「仕事を終えたので帰ります」という人もいるかもしれませんね。
「業務を終える」という表現は誰もが1度は使った経験を持つかもしれませんね。
業務と仕事は意味が違いますので、併せて覚えておきましょう。