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「目論見」とは?意味や使い方!例文や解釈

「目論見」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「目論見」という言葉の理解を深めていきましょう。

目論見

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目次

  • 「目論見」とは?
  • 「目論見」の表現の使い方
  • 「目論見」を使った言葉と意味を解釈
  • 「目論見」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「目論見」の反対語
  • 「目論見」の類語や類義語・言い換え
  • 「目論見」の英語と解釈


「目論見」とは?

「目論見」とは?

「目論見」とは計画、企て、考えという意味になります。

  • 「目論見」の語源や由来
  • 「目論見」の読み方

「目論見」の語源や由来

「目論見」とはもともと動詞「目論む」の連用形からできた言葉です。

意味は計画をめぐらす、企てるとなります。

「海外進出を目論む」「儲けようと目論んでいる」などと使います。

「目論見」の読み方

「目論見」と書いて「もくろみ」と読みます。



「目論見」の表現の使い方

「目論見」の表現の使い方

「目論見」とは計画や企てという意味になります。

使い方としては「何か目論見があるなら隠さずに教えなさいよ」「目論見が外れる」という風になります。

何か考えていることがあって、計画をしているという時は「目論む」「目論見がある」などと使うと覚えておくといでしょう。

また意味合いとしてはいいも悪いもありませんが、前後の流れによっては悪い意味になる場合もあります。

「自分勝手な目論見」などと言えば「悪い計画」「悪い考え」という意味合いになります。

「目論見」を使った言葉と意味を解釈

「目論見」を使った言葉と意味を解釈

それでは「目論見」を使った言葉とその意味を見ていきましょう。

  • 「目論見書」【もくろみしょ】
  • 「目論見がある」【もくろみがある】
  • 「目論見が外れる」【もくろみがはずれる】

「目論見書」【もくろみしょ】

「目論見書」とは、株式、社債などの有価証券を募集したり、売り出す場合に配布される発行者の事業内容に関する説明の書類のことを言います。

目論見書きとも言います。

「目論見書を見て検討することにしよう」などと使います。

「目論見がある」【もくろみがある】

「目論見がある」とは何かしらの計画、考えがあることを言います。

「そこまで言うからには、それなりの目論見があるんだろうな」「何か目論見があるなら隠さないで教えてくれ」という風に使います。

「目論見が外れる」【もくろみがはずれる】

「目論見が外れる」とは自分が考えていたこと、計画が駄目になることを言います。

「まさか、君の目論見が外れるとは、どうしたことだ」「目論見が外れて、彼は相当に不機嫌な様子だった」「目論見が外れたことによって、彼女は困った立場になった」などと使います。



「目論見」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「目論見」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「目論見」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「目論見」を使った例文1
  • 「目論見」を使った例文2

「目論見」を使った例文1

「彼女の目論見は自分勝手な内容だったから、最初から誰も賛同していなかったんだ」

「目論見」とは計画、企てという意味ですが、その内容が自分勝手、自分の利益しか考えていない内容であれば、賛同者はいないということを例文は伝えています。

「目論見」を使った例文2

「彼は何か目論見があるから、あのように落ち着いているに違いない」

何か事が起こった時に、慌てずに冷静でいる人は考えがあると思われるでしょう。

そのような時は「目論見」という言葉を使って言い表すことができます。

「目論見」の反対語

「目論見」の反対語

「目論見」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「無計画」【むけいかく】
  • 「ノープラン」【のーぷらん】
  • 「行き当たりばったり」【いきあたりばったり】

「無計画」【むけいかく】

「無計画」とは何も計画をしていないことを言います。

「今日まで無計画にやってきた」「無計画な仕事ぶりにあきれてしまった」などと使います。

「ノープラン」【のーぷらん】

「ノープラン」とは計画がないという意味で、見切り発車であるとか、思いつくままであることを言います。

「今日のドライブはノープランで楽しもう」「ノープランだからこんなことになるのよ」などと使います。

「行き当たりばったり」【いきあたりばったり】

「行き当たりばったり」とは一貫した計画も予定もないことで、その場の成り行きに任せることで、仕事などで使う場合は悪い意味合いになることが多い言葉です。

「行き当たりばったりな営業をせずに、計画的に回るようにしろ」「また、そんな行き当たりばったりな生活をしているの」「たまにはさ、行き当たりばったりの旅もいいね」という風に使います。

「目論見」の類語や類義語・言い換え

「目論見」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「目論見」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「計画」【けいかく】
  • 「プラン」【ぷらん】
  • 「構想」【こうそう】
  • 「策略」【さくりゃく】

「計画」【けいかく】

「計画」とは物事を行うにあたって、方法、手順などを最初に考えておくことを言います。

「旅行を計画する係」「細かい計画を立てるようにする」という風に使います。

「プラン」【ぷらん】

「プラン」とは英語で計画、企画、案のことです。

「今回のプランは君に任せるよ」という風に使います。

「構想」【こうそう】

「構想」とはこれから行おうとしていることに対して考えを組み立てること、またその内容のことを言います。

「構想を練っていますのでお楽しみに」「大きな構想」などと使います。

「策略」【さくりゃく】

「策略」とは自分の物事を上手く運ぶためのはかりごとという意味であまりいい意味合いではありません。

「策略を用いる」「ライバルを策略にかける」などと使います。

「目論見」の英語と解釈

「目論見」の英語と解釈

「目論見」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“a plan”“a scheme”“a plot”という単語で言い表します。

例文は“hatch a plot”(目論見を企てる)、“My plan has gone wrong”(目論見が外れた)、“a prospectus”(目論見書)という風になります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「目論見」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

「目論見」とは計画、企て、考えという意味があります。

「目論見」自体に悪い意味はありませんが例えば仕事上などで「目論見が外れる」などと言いますと仕事が上手くいかないということに繋がります。

会話、文章の前後の流れを見て判断していくようにしましょう。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。