「スマートレター」とは?「レターパック」との違いも丁寧に解説!
スマートレターとは、郵便局が用意している郵便物の発送方法の1つです。
目次
- 「スマートレター」とは?
- 「スマートレター」と「レターパック」の違い
- 「スマートレター」の特徴とニーズ
「スマートレター」とは?
スマートレターとは、大きさがA5ファイルサイズ(25×17センチ)まで、厚さが2センチまで、重さが1キロまでの郵便物を全国一定料金で送ることができる専用封筒のことです。
その封筒が郵便局や一部のコンビニで販売されているので、それを180円で購入すると、(厚さと重さに注意して)そのまま郵便で発送することができます(別に切手は要りません)。
定形外郵便にすると、150グラム超から200円を超えてしまう為、先のサイズや重さで収まる郵便物にはうってつけの発送方法となっています。
「スマートレター」と「レターパック」の違い
スマートレターのように専用封筒を購入すると(その規定の範囲内で)、それ以外の料金は発生しない発送方法に「レターパック」があります。
このレターパックも郵便局が提供しているもので、「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類があります。
前者は大きさがA4サイズ(封筒がきちんと閉じる範囲)で4キロ以内であれば、厚さは問わず、全国一律510円で発送することができます。
後者は封筒のサイズや重さの規定は「レターパックプラス」と一緒ですが、厚さが3センチまでとなっており、料金は360円です。
これらは「スマートレター」とは異なり、追跡番号による配達状況の確認が行えますが、原則的にポスト投函という点は一緒です。
「スマートレター」の特徴とニーズ
「スマートレター」は、大きさと厚さが規定内であれば、180円の郵便料金で送ることができるのが一番の特徴です。
文庫本やCD、DVDなどの発送から、小さくたたんだ服を送ることもできるので、個人オークションでの比較的小さいものの発送方法として重宝されています。
ただし、先のように追跡サービスが用意されていない為、安全性としてはレターパックの方が多少上だと考えられます。
尚、郵便局が提供するサービスなので、手書きの信書に対応している点も利点だと考えることができます(この点は、レターパックでも同様です)。
「スマートレター」は、規定に合った郵便物を少しでも安く発送したいというニーズにマッチしたサービスだと言っていいでしょう。