「道筋を示す」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「道筋を示す」という表現を知っているでしょうか。
「道筋」といっても、通り道やコースのことではありません。
ここでは「道筋を示す」という表現について紹介していきます。
目次
- 「道筋を示す」とは?
- 「道筋を示す」の英語と解釈
- 「道筋を示す」の表現の使い方
- 「道筋を示す」を使った例文と意味を解釈
- 「道筋を示す」の類語や類義語・言い換え
「道筋を示す」とは?
「道筋を示す」という言葉は、抱えている問題に対して解決の手段を示す、という意味で使われます。
道筋という言葉には物事が辿る筋道という意味があり、「話の道筋が脇にそれる」などと使われますね。
思考や判断などの展開順序とも言われ、物事の道理とも言われます。
つまり、そのような「道筋を示す」というのは何か問題が生じた場合、解決する手段を示すという意味になるのです。
トラブルが生じたときなど、誰かが率先して道筋を示してくれるとありがたいと思う人もいるのではないでしょうか。
- 「道筋を示す」の読み方
「道筋を示す」の読み方
「道筋を示す」という表現は「みちすじをしめす」と読みます。
簡単な漢字ですので、間違えないようにしておきましょう。
「道筋を示す」の英語と解釈
「道筋を示す」という表現を英語にすると“ show the way”になります。
この場合の“way”には道という意味もありますが、方法ややり方という意味もあります。
「彼女はいつも道筋を示してくれるため、助かっています」ということであれば“She always shows us the way and help us all the time.”になります。
「道筋を示す」の表現の使い方
「道筋を示す」という表現は恩師などに対しても使えます。
例えば、学生時代は大学の教授に道筋を示してもらったという人も多いかもしれませんね。
自分が何を勉強したら良いのかわからず、助けてもらったという経験を持つ人もいるでしょう。
あるいは、就職するにあたってどのように企業を選んだらよいのかわからず、教授に助けてもらった、教務課の職員に助けてもらった、などという人もいるかもしれません。
大学院に進んだ場合、就職をどうしたら良いのか、研究職をどのようにとらえたらよいのか、などという意味で助けてもらった人もいるかもしれませんね。
そのような場合、まさに教授が道筋を示してくれた、ということになります。
「道筋を示す」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「道筋を示す」を使った例文1
- 「道筋を示す」を使った例文2
「道筋を示す」を使った例文1
「姉は常に味方でいてくれ、道筋を示してくれました」
姉妹が道筋を示してくれるということもあるのではないでしょうか。
何かあったときにすぐに姉妹に相談できる、というのも素晴らしいですよね。
姉妹が的確なアドバイスをしてくれると、より信頼できる存在になります。
何かあったときに気軽に話せる、そして話をしたら自分の性格を踏まえた上で助言をしてくれる、などという姉妹が持てるのは幸せなことだと言えるでしょう。
「道筋を示す」を使った例文2
「母はいつも私に道筋を示してくれました」
いつも母親に助けられたという人も多いかもしれませんね。
母親はいつもそばにいて、困ったときには助けてくれた、助言をしてもらった、叱咤激励をされた、などという経験を持つ人もいるかもしれません。
進学や就職の時にはいつも親が味方だったという人もいるのではないでしょうか。
そんなときにはまさに、両親や母親が道筋を示してくれたと言えるのです。
「道筋を示す」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「解決の手段を示す」【かいけつのしゅだんをしめす】
- 「処方を示す」【しょほうをしめす】
「解決の手段を示す」【かいけつのしゅだんをしめす】
「解決の手段を示す」は抱えている問題に対して解決の手段を示す、という意味になります。
問題を解く、あるいはその解き方を説明する事を指す場合もあります。
「処方を示す」【しょほうをしめす】
「処方を示す」は、問題に対する解決方法を示すという意味になります。
処方という言葉には物事を所持する方法という意味があり、病気に応じた薬の調合法のみを指すわけではありません。
「道筋を示す」という表現は日常的にも使われますので、よく覚えておきたい表現の1つです。
誰かが道筋を示してくれたときにはきちんと感謝の気持ちを述べましょう。