「活発」とは?意味や使い方!例文や解釈
「活発」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「活発」という言葉を使った例文や、「活発」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「活発」とは?
- 「活発」の類語や類似表現や似た言葉
- 「活発」を使った例文や短文など
- 「活発」の反対語
「活発」とは?
みなさんは「活発」という言葉を知っているでしょうか。
「活発な子供」と言われて育った人もいるでしょう。
一方で、「活発」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「活発」という言葉の意味を紹介します。
- 「活発」の読み方
- 「活発」の意味1
- 「活発」の意味2
「活発」の読み方
「活発」は「かっぱつ」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「活発」は「かっぱつ」と読みましょう。
「活発」の意味1
「活発」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「活発」には、「活動的で元気がいい様子」という意味があります。
「活発な子供」と言われながら育った人は、「きびきびして、元気がいい子供だ」と周囲の大人に思われていたということになります。
ちなみに「きびきび」という言葉には、「元気が良く生き生きしていて気持ちがいい様子」という意味があります。
「活発」の意味2
また「活発」には、「市況の勢いが生き生きして良いこと」という意味があります。
「株式市場が活発だ」などと、株の世界で一般的に使われている表現です。
このように、「活発」には、「きびきびとしていて元気がいい様子」「市況の勢いが生き生きして良いこと」という意味があります。
「活発」の類語や類似表現や似た言葉
次に「活発」の類語や類似表現を紹介します。
「活発」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「機敏」【きびん】
- 「素早い」【すばやい】
- 「てきぱき」【てきぱき】
- 「身軽」【みがる】
- 「はきはき」【はきはき】
- 「しゃきしゃき」【しゃきしゃき】
「機敏」【きびん】
「機敏」には、「動作が素早い様子」という意味があります。
「機敏な動き」という言葉には、「動作が素早い」という意味があります。
「機敏に立ち回る」「機敏な子供」などという使い方をします。
「素早い」【すばやい】
「素早い」には、「動作や頭の働きが早く、正確なこと」という意味があります。
「素早い手つき」には、「手の動きが早く、正確だ」という意味があります。
「素早い目つきを配る」「素早い動きで攻撃を避ける」などという使い方をします。
「てきぱき」【てきぱき】
「てきぱき」という言葉を使ったことがあるでしょうか。
「てきぱき」には、「手際よく、さっさと物事を処理すること」という意味があります。
「てきぱき仕事をする」「てきぱき片づけをする」などという使い方をします。
手際よく、さっさと仕事を片付けられる人は、「てきぱきした人」と言えるでしょう。
「身軽」【みがる】
「身軽」には、「軽快に体が良く動くこと」という意味があります。
「身軽なステップ」「身軽に走り出すなどという使い方をします。
「はきはき」【はきはき】
「はきはき」という言葉も耳にしたことがあるでしょう。
「はきはき」には、「はっきりとして、けじめがある様子」という意味があります。
「はきはきした人」は、言い分がはっきりしていて、何をしてもけじめがある人という意味になります。
「しゃきしゃき」【しゃきしゃき】
「しゃきしゃき」には、「手早く物事を処理する様子」という意味があります。
「しゃきしゃきした、おばさん」などという時は、なんでも手早く処理できる中高年の女性という意味になります。
「活発」を使った例文や短文など
続いて「活発」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「活発」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「活発」を使った例文1
- 「活発」を使った例文2
「活発」を使った例文1
「会議で、『活発』な議論が起こる」
この例文のように、会議の場が盛り上がることがあるかもしれません。
会議の参加者がみなきびきびして、元気に発言していれば、会議は有用な場になるでしょう。
どんよりした雰囲気の中、誰も発言しないような地獄の会議とは雲泥の差になります。
「活発」を使った例文2
「『活発』な女性と付き合い、登山やマラソンに参加している」
この例文のように、元気できびきびした動作が魅力の女性と結婚すると、アウトドアスポーツを中心としたデートが増えるかもしれません。
普通の人なら尻込みするような場面で燃えるのが、「活発」な女性です。
登山やマラソンにつき合わされて苦労するかもしれません。
しかし、自分も楽しめば健康的な生活ができるかもしれません。
「活発」の反対語
「活発」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「活発」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「鈍い」【のろい】
- 「もたもた」【もたもた】
- 「のそのそ」【のそのそ】
- 「のろのろ」【のろのろ】
「鈍い」【のろい】
「鈍い」には、「動きが鈍く、ぐずぐずしている」という意味があります。
「仕事が鈍い」人は、他の人よりも動きが鈍く、何をしてもぐずぐずしているかもしれません。
「もたもた」【もたもた】
「もたもた」には、「動作が鈍くて滞っている様子」という意味があります。
「もたもたと支度をして、会社に遅れる」という時は、支度をするための動作が鈍く滞っているため、電車などに乗り遅れて会社に遅刻してしまうという意味になります。
誰かの動きが鈍く、滞っていると感じた時は、「もたもた」という言葉を使ってみましょう。
「のそのそ」【のそのそ】
「のそのそ」という言葉もあります。
「のそのそ」には、「活気が乏しく、動作が重く鈍い様子」という意味があります。
見ていて、「活気がない」「動作が重い」「鈍い」と感じる動きをする人は「のそのそ歩いている」「のそのそ仕事をしている」などと表現できます。
お腹がいっぱいなのに、おそばを食べているような時も、活気がなく動作が重く感じられるため、「のそのそ、そばを食べる」と表現できるでしょう。
「のろのろ」【のろのろ】
「のろのろ」も「活発」とはほど遠い、反対側にある言葉と言えます。
「のろのろ」には、「動作が鈍く遅い」という意味があります。
「のろのろ歩く」「のろのろ仕事をする」などという使い方をします。
このように「のろのろ」「のそのそ」「もたもた」など、動きが鈍い人の様子を様々な言葉で表現できます。
「活発」という言葉について見てきました。
誰かの姿を見た時に、きびきびとしていて、元気が良いと感じた時は、「活発」という言葉を使ってみましょう。