「格納」とは?意味や使い方!例文や解釈
「格納」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「格納」という言葉を使った例文や、「格納」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「格納」とは?
- 「格納」の類語や類似表現や似た言葉
- 「格納」を使った例文や短文など
- 「格納」の反対語
- 「格納」の英語
「格納」とは?
みなさんは「格納」という言葉を知っているでしょうか。
「飛行機を格納する」などという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「格納」という言葉を、まるで知らないという人もいるでしょう。
そこで「格納」という言葉の意味を紹介します。
- 「格納」の読み方
- 「格納」の意味
「格納」の読み方
「格納」は「かくのう」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「格納」は「かくのう」と読みましょう。
「格納」の意味
「格納」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「格納」には、「飛行機や車両などをしまい入れること」という意味があります。
「飛行機を格納する」という場合は、「飛行機をしまい入れる」という意味になります。
他にもパソコン関連のデータ等をしまい入れる時にも「格納」という言葉を使うことがあります。
このように「格納」には「飛行機や車両などをしまい入れること」という意味があります。
「格納」の類語や類似表現や似た言葉
次に「格納」の類語や類似表現を紹介します。
「格納」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「入庫」【にゅうこ】
- 「収容」【しゅうよう】
- 「蔵入れ」【くらいれ】
- 「投函」【とうかん】
- 「箱入り」【くらいり】
「入庫」【にゅうこ】
「入庫」には、「倉庫などに入れること」という意味があります。
例えば自動車を車庫に入れることも「車を入庫する」などと言えます。
また宅配便などで送られる荷物も、いったん家の近くの宅配センターの倉庫などに「入庫」されることがあります。
「収容」【しゅうよう】
「収容」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「収容」には、「人を収め入れること」という意味があります。
例えばアリーナでコンサートを楽しむ時などに、会場のキャパシティを調べるかもしれません。
すると「1万人収容」などと収められる人数がホームページなどに掲載されているでしょう。
このように「収容」には「人を収めること」という意味があります。
「蔵入れ」【くらいれ】
「蔵入れ」には、「倉庫に入れてしまうこと」という意味があります。
例えば個人商店を営んでいる人は、陳列棚に限りがあり、在庫商品を全て売り出すことはできません。
そこで、売れ筋でない商品などを、倉庫に入れることがあります。
このような時、「売れ筋商品以外を、蔵入れする」などと言います。
「投函」【とうかん】
「投函」には、「郵便物をポストの中に入れること」という意味があります。
最近はネット注文した商品が、自宅のポストに入れられたことを、ネットを通じて知れます。
「投函済み」などとメッセージが来ることがありますが、郵便物がポストに入ったという意味になります。
「箱入り」【くらいり】
「箱入り」には、「壊れたり汚れたりしないように箱に入っていること」という意味があります。
「箱入りのお茶」「箱入りの茶碗」などという使い方をします。
「箱入り娘」という言葉がありますが、この言葉の「箱入り」もこちらの意味から来ています。
「格納」を使った例文や短文など
次に「格納」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「格納」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「格納」を使った例文1
- 「格納」を使った例文2
「格納」を使った例文1
「スーパーロボットが、湖の中に『格納』されている」
この例文のように、ロボットのような大型の機械を、しまい入れることを「格納」と言います。
平和を守るために秘密で開発されたスーパーロボットなどは、一般人に置き場所を知られない方が何かといいでしょう。
そのため湖の中など、予想もつかないような場所に隠されていることがあります。
兵器が山をくりぬいたトンネルの中に「格納」されているというケースもあるようです。
「格納」を使った例文2
「大容量のデータを、ハードディスクに『格納』する」
この例文のように、パソコン上のデータや文字データなどをしまい入れる時にも、「格納」という言葉を使えます。
「メモリーに格納する」「格納データ」などという使い方をします。
パソコンで扱うデータ量が増えるほど、「格納」する場所の確保が大切になるかもしれません。
「格納」の反対語
「格納」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「格納」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「溢れ出す」【あふれだす】
- 「運び出す」【はこびだす】
- 「送り出す」【おくりだす】
- 「積み出す」【つみだす】
「溢れ出す」【あふれだす】
「溢れ出す」には、「外へとこぼれ出る」という意味があります。
「水が溢れ出す」などという使い方をします。
「しまい入れる」という意味がある「格納」と、「こぼれ出る」という意味がある「溢れ出す」は、反対の意味の言葉と言えるかもしれません。
「運び出す」【はこびだす】
「運び出す」には、「運んで外に出す」という意味があります。
引越しの時は、たくさんの荷物を元の家から出すことになります。
そのような時、「運び出す」という言葉を使います。
「送り出す」【おくりだす】
「送り出す」には、「送って出す」という意味があります。
「生徒を送り出す」「人材を送り出す」などという使い方をします。
「積み出す」【つみだす】
「積み出す」という言葉もあります。
「積み出す」には、「船や車で荷物を積み、送り出す」という意味があります。
例えば、貨物列車を使って大量の荷物を送り出す時、「貨物列車で積み出す」などと言います。
また自動車を輸出する時に「日本車を船で積み出す」と言います。
「格納」の英語
「格納」という言葉を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「格納」は英語で“house”になります。
「格納」を英語にしてみたい時は、“house”という言葉を使ってみましょう。
「格納」という言葉について見てきました。
飛行機や自動車などをしまい入れる時、パソコン上のデータをしまい入れる時などに、「格納」という言葉を使ってみましょう。