「不安材料」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「不安材料」という表現を知っているでしょうか。
不安になる事は誰にでもありますよね。
ここでは「不安材料」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「不安材料」とは?
- 「不安」の対義語
- 「不安材料」の表現の使い方
- 「不安材料」を使った例文と意味を解釈
- 「不安材料」の類語や類義語・言い換え
「不安材料」とは?
「不安材料」というのは安心できない原因として残っていることから、という意味になります。
不安要素、懸念材料などと言われることもありますね。
不安と判断されるような要素という意味であり、例えば「このクラスはとても仲が良いのですが、あの子だけが不安材料です」と言えば、クラスとしては仲が良いけれど、1人だけ協調性のない子供がいる、などといった意味になります。
赤ちゃんの検診に行く時など、身長や体重が気になる人もいれば、言葉の発達や体力が「不安材料」になっている人もいるかもしれませんね。
例えば1歳6ヶ月の検診では指差しができるかどうかチェックされることがありますが、それ以外は何の問題もないけれど指さしできないというところが「不安材料」になっているお母さんたちも珍しくありません。
- 「不安材料」の読み方
「不安材料」の読み方
「不安材料」という表現は「ふあんざいりょう」と読みます。
複雑な言い回しではありませんので、しっかりと覚えておきましょう。
「不安」の対義語
不安という表現の対義語は安心になります。
安心という言葉には気がかりなことがなく、心が落ち着いていて安んじるという意味になります。
もともとは「あんじん」と読まれていましたが、江戸時代から「あんしん」になったと考えられています。
「不安材料」の表現の使い方
「不安材料」という表現は「不安材料がある」といった形で使われます。
例えば、子供の時は3者懇談などで先生や親から怒られ、嫌だったという人もいるのではないでしょうか。
生活態度は問題ないけれど勉強がついていけず、勉強が「不安材料」だという人もいるかもしれませんね。
あるいは、全体的に成績は良いけれど数学だけは苦手で数学だけは「不安材料」になっているという人もいるかもしれません。
大学受験をする時にも英語が「不安材料」だという人もいるかもしれませんね。
このように、「不安材料」という表現はあらゆる形で使えるのです。
「不安材料」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「不安材料」を使った例文1
- 「不安材料」を使った例文2
「不安材料」を使った例文1
「健康診断は問題ないと思うのですが、コレステロールだけが不安材料になっています」
健康というものは年齢に関係なく、しっかりと意識しておかなければならないものです。
血圧等にも何の問題がないというのは素晴らしいことですが、もしかしたらコレステロールだけが「不安材料」になっている、体力の衰えが「不安材料」になっている、などという人もいるのではないでしょうか。
最近は生活習慣病が増えているとも言われていますので、塩分や糖分の取りすぎには注意していきたいものです。
「不安材料」を使った例文2
「子供の言語の発達が不安材料です」
子供を育てるお母さんたちにとっては、子供がどのように発育しているか気になりますよね。
月齢に合った成長しているかどうか、いろいろ悩みますし、もしも月齢に合っていないとなれば不安になる人も多いでしょう。
月齢が上がると言葉の発達も気になります。
身長や体重は問題ないけれど、言葉の発達が遅いなどという不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
「不安材料」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「懸念材料」【けねんざいりょう】
- 「心配の種」【しんぱいのたね】
「懸念材料」【けねんざいりょう】
懸念材料というのも「不安材料」と同じく、安心できない要因として残っている事柄という意味であり「気がかりで心が落ち着かない心境にさせている原因となる物事」という意味になります。
心が落ち着かない時、その原因となるものが懸念材料になるのです。
「心配の種」【しんぱいのたね】
心配の種というのは心配事の元になっている物事を指しています。
安心できない原因として残っていることからも心配の種と言えますね。
「不安材料」という表現は日常的にも使えますので覚えておきたいものです。
その一方で、「不安材料」はない方が良いですから、問題はしっかりと解決していきましょう。