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「多用」とは?意味や類語!例文や表現の使い方

「多用」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「多用」という言葉の理解を深めていきましょう。

多用

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目次

  • 「多用」とは?
  • 「多用する」の英語と解釈
  • 「多用」の表現の使い方と注意点
  • 「多用」を使った例文と意味を解釈
  • 「多用」の類語や類義語・言い換え

「多用」とは?

「多用」とは?

「多用」とは二つの意味合いがあります。

一つ目は、「やるべきことが多い、忙しい、多忙」という意味合いです。

もう一つは「多く用いること、多く使う」という意味合いです。

  • 「多用」の読み方

「多用」の読み方

「多用」と書いて「たよう」と読みます。

「多用する」の英語と解釈

「多用する」の英語と解釈

「多用」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“many uses”と言います。

例文はこのようになります。

“avoid using too many foreign words”(外来語の多用を避ける)、“Thank you for coming despite your busy schedule.”(ご多用のところ、出席していただきありがとうございます)

「多用」の表現の使い方と注意点

「多用」の表現の使い方と注意点

「多用」とは、やるべき事が多い、忙しいといった意味合いと、多く使うといった意味合いの二つがあります。

会話や文章の前後の流れなどを見ればどちらの意味合いであるかは判断がつくでしょう。

例えば「ご多用中のところ、申し訳ありません」と言えば「多忙」という意味であることがわかりますし「修飾語を多用した文体がこの作家の特徴だね」という場合は「多く使う」という意味です。

相手に「ご多用のところ・・・」と切り出すのは丁寧な言い方ですし失礼ではありません。

ただし、注意点としては丁寧な言い方をしすぎて嫌味になることがあります。

暇だとわかりきっている相手に「ご多用とは思いますが」などと言えば相手からすれば「暇だとわかっていて嫌味だ」と感じるかもしれません。

丁寧な言葉遣いはいいことなのですが、使い方を間違えますと慇懃無礼ととられてしまいます。

ビジネスにおける「ご多用のところ」といった挨拶文などは問題ありませんが、個人間で会話で使う場合は気をつけた方がいいでしょう。

「多用」を使った例文と意味を解釈

「多用」を使った例文と意味を解釈

それでは「多用」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「多用」を使った例文1
  • 「多用」を使った例文2

「多用」を使った例文1

「色々と多用な方なので、電話をするタイミングが難しい」

「多用」とは非常に忙しいという意味です。

そのような人に電話をするのは迷惑ではないかと思い、タイミングが難しいと例文は言い表しているのです。

「多用」を使った例文2

「外来語を多用すればいいというものではない、日本語の方がわかりやすいよ」

文章や会話において、外来語を多く使う人がいます。

本人としては英語が得意でそれが普通の感覚かもしれません。

しかし日本語で簡単な表現にしてわかりやすくする方が相手に親切だと言えるでしょう。

「多用」の類語や類義語・言い換え

「多用」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで「多用」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「頻繁に使う」【ひんぱんにつかう】
  • 「多忙」【たぼう】

「頻繁に使う」【ひんぱんにつかう】

「多用」とは多く使うといった意味があります。

ですから簡単な言葉で言い換えるならば「頻繁に使う」という言葉が当てはまります。

「外来語を多用する」「外来語を頻繁に使う」は同じ意味です。

「多忙」【たぼう】

「多用」は用事が多い、忙しいという意味もあります。

ですから「多忙」という言葉で言い換えることができます。

「大変ご多用とは思いますが」「大変ご多忙とは思いますが」と同じ意味です。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「多用」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

二つの意味合いがあり、どちらもわりと使われる機会が多いですので、言葉の意味をしっかりと理解しておきましょう。

会話、文章の前後の流れからどちらの意味合いか判断するのは簡単です。