「神対応」とは？意味や類語！例文や表現の使い

「神対応」とは?

「神対応」というのは主に企業のクレーム対応等について、感心するほど行き届いた対応を指しています。

例えば、不具合製品の修理サービスなどに電話をしても、とても丁寧に対応してもらうことがますよね。

配慮に満ちたサービスなどをしてもらえると、たとえその時に購入した商品が良くなかったとしても、また同じブランドを使おうなどと思うのではないでしょうか。

サービスの手際が良いと、さらにそのサービスの良さを評価したくなりますよね。

最大級の高評価を表す表現として「神対応」という表現が使われるのです。

• 「神対応」の読み方

「神対応」の読み方

「神対応」という表現は「かみたいおう」と読みます。

優しさと思いやりに満ちたサービスを受けたとき、この表現が使えます。

「神対応」の語源や由来

「神対応」という表現は最近SNSでよく使われるようになりましたね。

神様のような対応という意味でこの言葉が使われており、対応が驚くほどすばらしい時に利用される表現です。

これはもともとSNSで相手の手際の良さを手短に褒めた時に使われた表現です。

その一方で、この表現の語源には諸説あり、アイドルグループの握手会で1人のアイドルが最高の対応をしたというところからこのような言葉が生まれたという説もあります。

「神対応」の表現の使い方

コンビニなどに行った時、店員から素晴らしい対応をしてもらったなどという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。

かわいい女の子がにこっと笑顔で対応してくれた、言葉遣いがとても丁寧で配慮が行き届いていた、などという場合はまさに「神対応」だと言えるでしょう。

神という言葉が使われた表現は近年増えており、例えば非常にオススメなアプリなどは神アプリと言われることがありますね。

「神対応」を使った例文と意味を解釈

ここでは「神対応」という表現を使った例文を紹介します。

• 「神対応」を使った例文1
• 「神対応」を使った例文2

「神対応」を使った例文1

「家に泊めてくれた上に洗濯機と乾燥機を使わせてくれるなんて神対応すぎる」

誰かの家に泊まった時、洗濯機と乾燥機を使わせてもらえるとありがたいですよね。

計画的な宿泊ならば必要ありませんが、例えば居酒屋で酔っ払って家に帰れない時、泊めてもらった上に洋服を選択させてもらえると、次の日に何を着ようか悩むこともありません。

「神対応」を使った例文2

「家に帰ったら食事の準備とお風呂の準備が両方してあるなんて神対応だね」

漫画やドラマでは「ご飯にする?お風呂にする?」などという表現がよく使われますが、実際にはこのような経験をした人はそこまでいないのではないでしょうか。

特にお風呂は電気代もかかりますので、いざお風呂に入るときに準備をするという人もいるかもしれません。

しかし、仕事で疲れて帰った時にお風呂と食事が準備してあり、どちらを先にするか選べるなどという環境はまさに贅沢だと言えるでしょう。

「神対応」の類語や類義語・言い換え

ここでは類義語を紹介します。

• 「サービス精神が高い」【さーびすせいしんがたかい】
• 「気が利く」【きがきく】

「サービス精神が高い」【さーびすせいしんがたかい】

サービス精神というのは人を喜ばせようとする心、気持ちという意味になります。

たとえそれが演技であったとしても、他人が喜ぶような立ち居振る舞い、さらにリップサービスをするということがサービス精神になり、特にサービス業に携わるのではあればこのような意識が要求されます。

このような気持ちを持って行動する時、サービス精神が高いと言われます。

「気が利く」【きがきく】

気が利く、というのは細かいところまでしっかりと見ている、注意が及ぶ、という意味になります。

特にサービス業に携わる場合、相手が何を求めているのか見抜く力が求められますよね。

恋愛をする時にも気が利く人は人気があると言われます。