「怒りをあらわにする」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「怒りをあらわにする」という表現を知っているでしょうか。
生活していると誰でも怒りを覚えることがありますよね。
ここでは「怒りをあらわにする」という言葉について解説していきます。
目次
- 「怒りをあらわにする」とは?
- 「怒りをあらわにする」の英語と解釈
- 「怒りをあらわにする」の表現の使い方
- 「怒りをあらわにする」を使った例文と意味を解釈
- 「怒りをあらわにする」の類語や類義語・言い換え
「怒りをあらわにする」とは?
これは怒りの感情を隠すことなく外面に表すという意味になります。
怒りの感情によって興奮する、激怒する、などという言い方もあり、感情を高ぶらせるというニュアンスがあります。
たとえ怒りを覚えたとしても、場合によってはその怒りを隠しておかなければいけないこともありますよね。
怒りをあらわにしないほうがことを荒立てない可能性もあります。
しかし、場合によってはどうしても怒りをあらわにしてしまうこともあるでしょう。
性格かもしれませんし、我慢できないということもあるかもしれませんね。
- 「怒りをあらわにする」の読み方
「怒りをあらわにする」の読み方
この表現は「いかりをあらわにする」と読みます。
漢字で書くと「怒りを露わにする」になりますので、漢字の表記も覚えておきましょう。
「怒りをあらわにする」の英語と解釈
この表現を英語にすると“claws are showing”や“express outrage”、“let off steam”という表現が使えます。
「私は姉に対して徐々に高まる怒りをあらわにした」ということであれば“I showed growing anger toward my sister.”になります。
“I expressed outrage at my sister.”でも良いですね。
「怒りをあらわにする」の表現の使い方
この表現は日常的にも使える言い回しです。
例えば、冷蔵庫の中に大切にしまっておいたプリンがなくなっていて、姉妹が食べてしまったということであったら、どうしても姉妹に怒りを感じる人もいるのではないでしょうか。
食べ物の恨みは恐ろしいですよね。
子供が何度言っても態度を改善させないということであれば、腹が立つこともあるかもしれません。
怒鳴ってはいけないと思いながらも、怒りをあらわにしてしまったと反省した経験を持つ保護者もいるのではないでしょうか。
このような時に「怒りをあらわにする」という表現が使えます。
「怒りをあらわにする」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「怒りをあらわにする」を使った例文1
- 「怒りをあらわにする」を使った例文2
「怒りをあらわにする」を使った例文1
「彼が大切な書類を汚してしまい、怒りをあらわにしてしまった」
職場においては自分の持ち物などに注意を払わなければいけません。
しかし、そんな時に不注意で大切な書類が汚れてしまったら、どうしても「怒りをあらわにする人」が出てくるのではないでしょうか。
どうしても仕方がない状態で汚れてしまったならばそこまで怒られないかもしれませんが、例えば普段からデスクの上が汚い、普段から不注意でミスをしている、などという時に相変わらずの不注意で書類を汚してしまったら、いい加減に態度を改める必要がありそうです。
「怒りをあらわにする」を使った例文2
「母は嘘つきに対しては怒りをあらわにする」
どのような状況であったとしても、嘘は許されないですよね。
嘘をつかれた、騙された、となった時点で「怒りをあらわにする人」は多いのではないでしょうか。
その人に対して二度と信頼できないという感覚を抱いてしまうこともあるかもしれません。
それは家族であっても例外では無いのです。
「怒りをあらわにする」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「激怒する」【げきどする】
- 「逆上する」【ぎゃくじょうする】
- 「キレる」【きれる】
「激怒する」【げきどする】
激怒する、という言葉には激しく怒る、あるいはその怒り、という意味があります。
特に不誠実な態度に激怒するという人もいるのではないでしょうか。
それまで蓄積されていた怒りが一気に溢れてしまう場合、その怒りが大きくなり、激怒という形になる場合もありますね。
「逆上する」【ぎゃくじょうする】
逆上する、という表現は激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上るということになります。
分別をなくして取り乱す、という意味でもあり、平常の状態ではなくなることを指しています。
「キレる」【きれる】
キレるという表現は対人関係に置いて高ぶった怒りの感情が一気にあらわになるという意味になります。
我慢の限界を超えて溢れ出た感情のことですが、これは俗語ですので使う際には注意が必要です。
どうしても我慢できずに怒りをあらわにしてしまう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
不適切な場所で怒りをあらわにしないよう、気をつけなければいけませんね。