「よりを戻す」とは?意味や類語!例文や漢字も解釈
「よりを戻す」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「よりを戻す」という言葉を使った例文や、「よりを戻す」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「よりを戻す」とは?
- 「よりを戻す」の類語や類似表現や似た言葉
- 「よりを戻す」を使った例文や短文など
「よりを戻す」とは?
みなさんは「よりを戻す」という言葉を知っているでしょうか。
「彼女とよりを戻した」という経験がある男性もいるでしょう。
一方で、「よりを戻す」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「よりを戻す」という言葉の意味を紹介します。
- 「よりを戻す」の読み方
- 「よりを戻す」の意味
「よりを戻す」の読み方
「よりを戻す」は「よりをもどす」と読みます。
また「より」は「縒り」という難しい漢字で表記できます。
これを機会に、「よりを戻す」は「よりをもどす」と読み、「より」は「縒り」と表記できることを知っておきましょう。
「よりを戻す」の意味
「よりを戻す」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「よりを戻す」には、「物事を元通りにする」という意味や、「拗れてしまった男女の仲を元通りにする」という意味があります。
特に「よりを戻す」は後者の意味で使われることが多くなっています。
「彼女とよりを戻す」という言葉には、「別れた彼女と、男女の仲に戻る」という意味があります。
カップルが別れて、普通の友達に戻ってしばらく経ってから、再び恋心を抱き、カップルに戻る時、「よりを戻す」という言葉を使います。
「よりを戻す」の類語や類似表現や似た言葉
次に「よりを戻す」の類語や類似表現を紹介します。
「よりを戻す」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「復縁する」【ふくえんする】
- 「元のさやに納まる」【もとのさやにおさまる】
「復縁する」【ふくえんする】
「復縁する」には、「離婚した夫婦が、再び結婚し、元の関係に戻ること」という意味があります。
「Aさんは、前の奥さんと復縁したらしいよ」という時、Aさんが、前の奥さんと再び婚姻関係を結び直し、夫婦になったという意味になります。
「元のさやに納まる」【もとのさやにおさまる】
「元のさやに戻る」には、「いったん仲たがいした同士が、元の関係に戻ること」という意味があります。
仲の良い友達同士に使うこともありますが、ほとんどの場合、恋愛関係の男女に対して使われます。
例えばケンカをして、一か月ほど会っていなかったカップルが、仲直りをした時、周囲の人は「元のさやに納まったね」などと言って安堵します。
「よりを戻す」を使った例文や短文など
次に「よりを戻す」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「よりを戻す」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「よりを戻す」を使った例文1
- 「よりを戻す」を使った例文2
「よりを戻す」を使った例文1
「彼が転職したのを機に、『よりを戻す』ことになった」
この例文には、別れたカップルが再びもとの関係に戻ったという意味があります。
彼が以前の会社で忙しく、彼女にかまう時間が無かったことが別れた理由なら、彼が転職したことがきっかけで、「よりを戻す」こともあるでしょう。
「よりを戻す」を使った例文2
「DVをする彼氏と『よりを戻す』のは反対だ」
この例文のように、「よりを戻す」ことが良いことというわけではないケースもあります。
DVをして彼女を傷つけるような男性と別れた時、周囲の人は嬉しく思うでしょう。
しかし、元の関係に戻ると聞けば、必ず反対するはずです。
別れてしばらく経ってしまうと、「なぜ別れたか」を忘れてしまうことがあります。
楽しかった思い出だけを思い出して「よりを戻し」、その後、同じようにDVを受けて、後悔することになるかもしれません。
「よりを戻そう」と思った時は、「なぜ別れたか」に注目してみましょう。
「よりを戻す」という言葉について見てきました。
別れた男女が元の関係に戻る時などに、「よりを戻す」という言葉を使ってみましょう。