「毒気を抜かれる」の慣用句での意味とは!類語や言い換え!例文や表現の使い方
「毒気を抜かれる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「毒気を抜かれる」という言葉を使った例文や、「毒気を抜かれる」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「毒気を抜かれる」とは?
- 「毒気を抜かれる」の類語や類似表現や似た言葉
- 「毒気を抜かれる」を使った例文や短文など
「毒気を抜かれる」とは?
「毒気を抜かれる」という言葉を知っているでしょうか。
怒っている時に、相手の泣き顔を見て、「毒気を抜かれる」という人もいるでしょう。
一方で、「毒気を抜かれる」という言葉を、まるで知らないという人もいるでしょう。
そこで「毒気を抜かれる」という言葉の意味を紹介します。
- 「毒気を抜かれる」の読み方
- 「毒気を抜かれる」の意味
「毒気を抜かれる」の読み方
「毒気を抜かれる」は「どくけをぬかれる」と読みます。
「毒気」は「どくけ」、「抜かれる」は「ぬかれる」という意味があります。
これを機会に、「毒気を抜かれる」は「どくけをぬかれる」と読みましょう。
「毒気を抜かれる」の意味
「毒気を抜かれる」という言葉の意味を紹介します。
「毒気を抜かれる」には、「攻撃的な気持ちが衰えること」または、「びっくりさせられて、呆然とすること」という意味があります。
本格的に説教しようとしていたのに、部下の女性社員が泣き出してしまったため、攻撃的な気持ちが衰えることを、「泣き顔に毒気を抜かれる」と表現できます。
このように、「毒気を抜かれる」には、「攻撃的な気持ちが衰えること」「びっくりさせられて呆然とすること」という意味があります。
「毒気を抜かれる」の類語や類似表現や似た言葉
次に「毒気を抜かれる」の類語や類似表現を紹介します。
「毒気を抜かれる」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「唖然とする」【あぜんとする】
- 「開いた口がふさがらない」【あいたくちがふさがらない】
「唖然とする」【あぜんとする】
「唖然とする」には、「感動や衝撃などにより、言葉が出ない様子」という意味があります。
「西の空にUFOを見て、唖然とする」などという使い方をします。
「開いた口がふさがらない」【あいたくちがふさがらない】
「開いた口がふさがらない」には「呆れ果てて、呆然とすること」という意味があります。
例えば勤務時間になっても出社しない後輩社員に電話をすると、まだ家で寝ていた時、呆れ果てて呆然とするため、「開いた口がふさがらない」かもしれません。
「毒気を抜かれる」を使った例文や短文など
「毒気を抜かれる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「毒気を抜かれる」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「毒気を抜かれる」を使った例文1
- 「毒気を抜かれる」を使った例文2
「毒気を抜かれる」を使った例文1
「夜道に後ろから大声で呼びかけられ、『毒気を抜かれる』」
夜道を歩いているだけで怖いのに、大声で呼びかけられたら、呆然としてしまうほどショックでしょう。
このような時の呆然とした様子を、「毒気を抜かれる」と言います。
「毒気を抜かれる」を使った例文2
「イノシシ狩りをしていたが、イノシシの子供の姿を見て、『毒気を抜かれる』」
この例文は、イノシシ狩りをしていた時、その後ろに子供のイノシシを見つけてしまい、射撃をする気持ちがなくなったという意味があります。
このように敵だと思っていた相手に、家族愛などを見出すと、攻撃的な気持ちが失せてしまうことがあります。
「毒気を抜かれる」という言葉について見てきました。
びっくりして呆然とした時、攻撃的な気持ちが萎えた時、「毒気を抜かれる」という言葉を使ってみましょう。