「功罪相半ばする」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「功罪相半ばする」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「功罪相半ばする」という言葉を使った例文や、「功罪相半ばする」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「功罪相半ばする」とは?
- 「功罪相半ばする」の類語や類似表現や似た言葉
- 「功罪相半ばする」を使った例文や短文など
「功罪相半ばする」とは?
「功罪相半ばする」という言葉を知っているでしょうか。
新しく登場する機器などを見た時、「功罪相半ばする」と感じたことがあるかもしれません。
一方で、「功罪相半ばする」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「功罪相半ばする」という言葉の意味を紹介します。
- 「功罪相半ばする」の読み方
- 「功罪相半ばする」の意味
「功罪相半ばする」の読み方
「功罪相半ばする」は「こうざいあいなかばする」と読みます。
「功罪」は「こうざい」、「相」は「あい」、「半ばする」は「なかばする」と読みます。
読み方が難しい言葉のため、読み間違えないようにしましょう。
「功罪相半ばする」の意味
「功罪相半ばする」という言葉の意味を紹介します。
「功罪相半ばする」には、「功績と罪過が半分ずつで、良いとも悪いとも言えない」という意味があります。
例えば、新しい機器が誕生し、「人々の生活が楽になる」という功績があるものの、「人間関係が疎遠になる」という罪過がある場合は、その危機が誕生して良かったとも悪かったとも言えないでしょう。
このように「功罪相半ばする」には、「功績と罪過が半分ずつで、良いとも悪いとも言えない」という意味があります。
「功罪相半ばする」の類語や類似表現や似た言葉
次に「功罪相半ばする」の類語や類似表現を紹介します。
「功罪相半ばする」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「どっこいどっこい」【どっこいどっこい】
- 「五分五分」【ごぶごぶ】
「どっこいどっこい」【どっこいどっこい】
「どっこいどっこい」には、「同じくらいで優劣がつけにくい様子」という意味があります。
例えば、何度対戦しても勝ったり負けたりを繰り返す、スポーツ選手同士は、「どっこいどっこいの実力の持ち主」と言えるでしょう。
「五分五分」【ごぶごぶ】
「五分五分」は、「双方とも優劣がないこと」という意味があります。
例えば、成功するか失敗するか、可能性に優劣をつけられず、結果がまるで分からないような時、「成功か失敗かは五分五分」と言えます。
また実力が均衡している者同士に対しても「五分五分の実力」と言えます。
「功罪相半ばする」を使った例文や短文など
次に「功罪相半ばする」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「功罪相半ばする」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「功罪相半ばする」を使った例文1
- 「功罪相半ばする」を使った例文2
「功罪相半ばする」を使った例文1
「SNSの登場は、『功罪相半ばする』と考える人もいる」
この例文のように、SNSが普及したことには、良い面と悪い面があると考える人がいます。
友達や知り合いと、いつでも気軽にコミュニケーションが取れる点はメリットですが、プライベートな時間が保ちにくいという点はデメリットと言えるでしょう。
「功罪相半ばする」を使った例文2
「『功罪相半ばする』ものの方が、爆発的に普及するのかもしれない」
この例文のように「良い点」だけがある商品やサービスよりも、「悪い面」が見えるような商品やサービスの方が爆発的に普及しやすいのかもしれません。
例えば依存してしまうほど面白いゲームは、ゲームなしに生きられない人を生む恐れがあるため、悪い面があります。
しかし、依存できないようなおもしろさでは、爆発的には普及しないでしょう。
「功罪相半ばする」という言葉について見てきました。
良い点と悪い点が、同じくらいだと感じる物事を見た時は、「功罪相半ばする」という言葉を使ってみましょう。