「びしょびしょ」の意味や類語、例文や「ぐしょぐしょ」との違い！

「びしょびしょ」とは?

みなさんは「びしょびしょ」という言葉を知っているでしょうか。

夕立に遭い、服が「びしょびしょ」になってしまったことがあるかもしれません。

一方で、「びしょびしょ」という言葉を、まるで知らないという人もいるでしょう。

そこで「びしょびしょ」という言葉の意味を紹介します。

• 「びしょびしょ」の意味
• 「ぐしょぐしょ」との違い

「びしょびしょ」の意味

「びしょびしょ」という言葉の意味を紹介します。

「びしょびしょ」には、「絞れるほど濡れる様子」という意味があります。

夕立に降られたら、服が濡れます。

それも大変な水分を含むため、絞ったら水がしたたり落ちるほどではないでしょうか。

このような濡れ具合を、「びしょびしょ」と言います。

「ぐしょぐしょ」との違い

「びしょびしょ」と似ている言葉に、「ぐしょぐしょ」があります。

「ぐしょぐしょ」と「びしょびしょ」はどのような違いがあるでしょうか。

「ぐしょぐしょ」には、「ひどく濡れて、形の崩れた感じになる様子」という意味があります。

「びしょびしょ」と同様にひどく濡れた様子を表していますが、「形が崩れる」ほど濡れるため、「びしょびしょ」よりも「ぐしょぐしょ」の方がより濡れたと言えるでしょう。

一般的な夕立に降られた後の表現が「びしょびしょ」で、ゲリラ豪雨に降られた後の表現が「ぐしょぐしょ」と覚えておくといいかもしれません。

「びしょびしょ」の類語や類似表現や似た言葉

次に「びしょびしょ」の類語や類似表現を紹介します。

「びしょびしょ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「しっぽり」【しっぽり】
• 「ずぶずぶ」【ずぶずぶ】

「しっぽり」【しっぽり】

「しっぽり」には、「濡れ馴染む様子」という意味があります。

雨が降った後の木々は、濡れ馴染んでいますが、あのような濡れ具合を「しっぽり濡れる」と言います。

「ずぶずぶ」【ずぶずぶ】

「ずぶずぶ」には、「ずぶ濡れになる様子」という意味があります。

また重いものが水や泥の中に沈んでいく様子も、「ずぶずぶ沈む」などと表現できます。

「びしょびしょ」を使った例文や短文など

最後に「びしょびしょ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「びしょびしょ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「びしょびしょ」を使った例文1
• 「びしょびしょ」を使った例文2

「びしょびしょ」を使った例文1

「天気予報は晴れのため傘を持たずに出かけたら、雨に降られて『びしょびしょ』になった」

この例文のような体験は、誰でもしたことがあるのではないでしょうか。

天気予報を信じて傘を持たずに出かけたら、雨が降り出し、服や体が濡れてしまうような体験です。

家に帰って、服を脱ぎ、お風呂場で服を絞った時に水があふれてきたら、その濡れ具合は「びしょびしょ」になります。

グレーのTシャツが真っ黒に見えるような濡れ具合や、夕立に遭った時の濡れ具合は「びしょびしょ」と言えそうです。

「びしょびしょ」を使った例文2

「サウナに入り、『びしょびしょ』になりながら、テレビを見る」

スーパー銭湯のサウナに入ると、テレビを見て楽しめます。

テレビを見ながら暑さに我慢していると、全身から汗が吹き出し、「びしょびしょ」になるでしょう。

もし服を着てたら、絞れるほど濡れる時、「びしょびしょ」という言葉を使えます。