「筆が立つ」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「筆が立つ」という表現を知っているでしょうか。
最近は筆を使わないから、と感じた人もいるかもしれませんが、これは筆とは関係ありません。
ここでは「筆が立つ」という表現について紹介します。
目次
- 「筆が立つ」とは?
- 「筆が立つ」の対義語
- 「筆が立つ」の表現の使い方
- 「筆が立つ」を使った例文と意味を解釈
- 「筆が立つ」の類語や類義語・言い換え
「筆が立つ」とは?
「筆が立つ」というのは文章が上手、という意味になります。
最近では手紙を書く機会も減り、メールやSNSでやりとりをすることがほとんどだという人もいるのではないでしょうか。
そのような中で、「筆が立つ」人は非常に魅力的ですよね。
学校生活においても、生徒会の新聞などを書いている生徒の場合、「筆が立つ」ということもあるかもしれません。
そのような特技を活かして将来はジャーナリストになりたいと考えている人などもいるのではないでしょうか。
パーティーなどを開催する場合、「筆が立つ」人に招待状を作成してもらえると心強いですよね。
- 「筆が立つ」の読み方
「筆が立つ」の読み方
「筆が立つ」という表現は「ふでがたつ」になります。
複雑な読み方ではありませんし、日常的にも使える言葉ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「筆が立つ」の対義語
「筆が立つ」という表現は文章が上手という意味になります。
そのため、「筆が立つ」という表現の対義語は文章が下手、という意味になります。
あるいは拙文も対義語だと言えるでしょう。
これは下手な文章という意味であり、それ以外にも自分の書いた文章をへりくだって表現するときに使えます。
「筆が立つ」の表現の使い方
文章が上手、という表現を使うときに「筆が立つ」という言い回しが利用できます。
例えば、「彼は筆が立つからコンクールに応募したら良いのに」「筆が立つから、常に彼女に代筆を頼んでしまう」などと使えます。
文章が上手な人は、作文コンクールなどで優勝できる可能性がありますよね。
また、手紙などを書く時にも文章が上手な人に任せられると安心です。
「筆が立つ」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「筆が立つ」を使った例文1
- 「筆が立つ」を使った例文2
「筆が立つ」を使った例文1
「彼女ほど筆が立つ人を見たことがない」
社内報などを担当している人の中には、とても「筆が立つ」という人もいるのではないでしょうか。
客観的に物事を表現しなければいけない、誰かを怒らせるような表現は使ってはならない、などというルールを守らなければいけない時、様々な人の立場に立って文章が書ける、ということが求められます。
ただ上手な文章が書けるということではなく、それを読む人たちが嫌な気持ちにならないように、しっかりと言葉を選んでいかなければいけないのです。
達人な人がそのような仕事を担当します。
「筆が立つ」を使った例文2
「彼は筆が立つので、お礼の手紙を書いてもらいました」
最近は手紙を出すことも減りましたが、やはり誰かにお世話になったときなど、お礼の手紙を書きたいですよね。
その一方で、自分は文章を書くのが上手ではないなどという場合、どうしても自分で書くのは不安だということもあるかもしれません。
オフィシャルな手紙であればあるほど、上手な人に描いてもらえると安心です。
メールであったとしても、きちんとした文章を書きたいものです。
「筆が立つ」の類語や類義語・言い換え
ここでは「筆が立つ」という表現の類義語を紹介します。
- 「文章力がある」【ぶんしょうりょくがある】
- 「達筆」【たっぴつ】
- 「美文字」【びもじ】
「文章力がある」【ぶんしょうりょくがある】
文章力がある、というのは文章の表現能力に優れているという意味です。
必ずしも手紙でなければいけないというわけではなく、メールなどにおいても文章力が求められます。
「達筆」【たっぴつ】
達筆、というのは巧みに文字や文章を書くためあるいは書いたものやその様子、という意味になります。
手紙を書く機会が減ったからこそ、書くときにはしっかりと描きたいものです。
「美文字」【びもじ】
裏文字というのは最近使われるようになった表現です。
美しい文字という意味であり、近年では字をきれいに見せるためのコツなども多く紹介されるようになりましたね。
「筆が立つ」という表現は日常的にも使えます。
自分の文字を意識しながら生活してみましょう。