「ぐちゃぐちゃ」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「ぐちゃぐちゃ」という言葉はどの様な状態のことを言うのでしょうか。
詳しい意味や使い方について紹介します。
目次
- 「ぐちゃぐちゃ」とは?
- 「ぐちゃぐちゃ」の表現の使い方
- 「ごちゃごちゃ」と「ぐちゃぐちゃ」の違い
- 「ぐちゃぐちゃ」を使った例文と意味を解釈
- 「ぐちゃぐちゃ」の類語や類義語・言い換え
「ぐちゃぐちゃ」とは?
「ぐちゃぐちゃ」の意味は以下の3つです。
- 「水気を含んで形が崩れている様子」の意味
- 「いつまでも愚痴や不満などを言うこと」の意味
- 「ものが散乱していたり、混乱している様子」の意味
「水気を含んで形が崩れている様子」の意味
ものが水分を多く含んでふやけていたり、形が崩れていることを言います。
更にふやけたものをつぶしたりかきまぜたりする時の音を表す擬音語です。
「いつまでも愚痴や不満などを言うこと」の意味
人が組織や誰かに対して不満を持っている時に、いつまでもしつこく愚痴を言うことです。
くだらないこと、言葉で表現するのもつまらないことという意味で「ぐちゃぐちゃ」と言います。
「ものが散乱していたり、混乱している様子」の意味
多くのものが散乱して雑然とした状態になっていたり、ものごとが混乱して収拾がつかなくなっていることを言います。
簡単に整理するのが困難な状態のことを言います。
「ぐちゃぐちゃ」の表現の使い方
「ぐちゃぐちゃ」の使い方について紹介します。
- 見た目が良くない状態の時
- 乾いていても使う
見た目が良くない状態の時
「ぐちゃぐちゃ」は、見た目が良くない時に使われます。
泥や紙などが濡れて崩れてしまった時など、あまり人が手を付けたくない様な状態に対する言葉です。
料理で食材を細かく砕いたり練り混ぜたりする時には使われませんが、たまに料理が下手な人が作る調理工程を表す時に使われます。
乾いていても使う
ものを「ぐちゃぐちゃにする」という時には、水分を含んでいなくても使われます。
紙を丸めたりカバンの中が乱雑な状態になっている状態なども表します。
「ごちゃごちゃ」と「ぐちゃぐちゃ」の違い
「ぐちゃぐちゃ」と似た擬音語に「ごちゃごちゃ」あります。
「ぐちゃぐちゃ」は「もののあるべき形が崩れてしまって汚い状態」を表します。
「頭の中がぐちゃぐちゃ」など、複数でなくても、一つのものが乱雑になったりまとまりがつかなくなった時に使われます。
「ごちゃごちゃ」は「複数のものごとが複雑に絡み合っていたり、整理された状態になっていない状態」を表します。
「ごちゃごちゃとした街並み」はあらゆるものが雑然と存在している様子のことです。
2つの違いは「単数のものでも使うか、複数混ざっているときに使うか」という点だと言えます。
「ぐちゃぐちゃ」を使った例文と意味を解釈
「ぐちゃぐちゃ」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「ぐちゃぐちゃ」を使った例文1
- 「ぐちゃぐちゃ」を使った例文2
「ぐちゃぐちゃ」を使った例文1
「雨が振ってグランドがぐちゃぐちゃになってしまった」
土のグランドは雨が振ると水を含んで使えなくなってしまいます。
雨が止んでもグランド整備の都合で試合が延期になることもあるのです。
「ぐちゃぐちゃ」を使った例文2
「いつも領収証がぐちゃぐちゃなので注意して下さい」
オフィスで経費を精算するビジネスマンに対する言葉です。
領収証の保管状態が悪く、いつも乱雑にシワが付いた状態で提出されます。
金額に変わりはないのですが、もう少し仕事をしているという自覚を持って欲しい時の言葉です。
「ぐちゃぐちゃ」の類語や類義語・言い換え
「ぐちゃぐちゃ」の類語を紹介します。
- 「びしょびしょ」【びしょびしょ】
- 「めちゃくちゃ」【めちゃくちゃ】
- 「ねちねち」【ねちねち】
「びしょびしょ」【びしょびしょ】
「濡れて水滴が滴っている様子」を表す擬音語です。
「めちゃくちゃ」【めちゃくちゃ】
「激しく破損したり混乱している様子」という意味です。
「めちゃ」は「無茶」に由来していて、「くちゃ」に意味はなく語調を合わせただけです。
「ねちねち」【ねちねち】
「いつまでもしつこい様子」という意味です。
人がダラダラと文句を言う時に使われます。
「ぐちゃぐちゃ」は「水気を含んで形が崩れている様子」「いつまでも愚痴や不満などを言うこと」「ものが散乱していたり、混乱している様子」の3つの意味があります。
とにかく雑然として見た目が良くない時に使ってみましょう。