「思い浮かぶ」とは?意味や使い方!例文や解釈
「思い浮かぶ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「思い浮かぶ」という言葉を使った例文や、「思い浮かぶ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「思い浮かぶ」とは?
- 「思い浮かぶ」の類語や類似表現や似た言葉
- 「思い浮かぶ」を使った例文や短文など
- 「思い浮かぶ」の英語
- 「思い浮かぶ」を使った言葉と解釈
「思い浮かぶ」とは?
「思い浮かぶ」という言葉を知っているでしょうか。
すぐに「素敵なアイデアが思い浮かぶ」人がいるかもしれません。
一方で、「思い浮かぶ」という言葉をまるで知らないという人もいるでしょう。
そこで「思い浮かぶ」という言葉の意味を紹介します。
- 「思い浮かぶ」の読み方
- 「思い浮かぶ」の意味
「思い浮かぶ」の読み方
「思い浮かぶ」は「おもいうかぶ」と読みます。
「思い」は「おもい」、「浮かぶ」は「うかぶ」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
「思い浮かぶ」の意味
「思い浮かぶ」という言葉の意味を紹介します。
「思い浮かぶ」には、「考え付く」「念頭に浮かぶ」という意味があります。
何かを思いついた時、何かアイデアなどが念頭に浮かんだ時、「思い浮かぶ」という言葉を使います。
例えば、友達の誕生日のプランを練っている時に、素敵なアイデアを思い付いた時、「素敵なアイデアが、思い浮かんだ」などと言います。
このように「思い浮かぶ」には、「考え付く」「念頭に浮かぶ」という意味があります。
「思い浮かぶ」の類語や類似表現や似た言葉
続いて「思い浮かぶ」の類語や類似表現を紹介します。
「思い浮かぶ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「頭をよぎる」【あたまをよぎる】
- 「胸をよぎる」【むねをよぎる】
「頭をよぎる」【あたまをよぎる】
「頭をよぎる」には、「何らかの考えや懸念が、心中に浮かぶこと」という意味があります。
「彼女のことが頭をよぎる」という場合は、彼女の姿が心中に浮かんだことになります。
また「疲れたという思いが頭をよぎる」という場合は、「疲れた」という考えが心中に浮かんだことになります。
「胸をよぎる」【むねをよぎる】
「胸をよぎる」も、「頭をよぎる」と同じように、「ある考えやイメージが、頭に浮かぶ」という意味があります。
ただし「胸をよぎる」の方が、少し感情的なイメージになります。
「彼女の顔が頭をよぎる」よりも「彼女の顔が胸をよぎる」のほうが、彼女に対する熱い思いを感じるかもしれません。
「思い浮かぶ」を使った例文や短文など
次に「思い浮かぶ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「思い浮かぶ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「思い浮かぶ」を使った例文1
- 「思い浮かぶ」を使った例文2
「思い浮かぶ」を使った例文1
「面接で尊敬できる大人と質問され、誰も『思い浮かばない』」
この例文は、就活中に面接を受け、質問に戸惑った場面を文章にしたものです。
「尊敬できる大人を教えてください」という質問をされて、誰の顔も念頭に浮かばない、という経験があるかもしれません。
「両親」と答えておくと、間違いないのかもしれません。
このように、念頭に、何も浮かばない時、「思い浮かばない」という表現をします。
「思い浮かぶ」を使った例文2
「彼女が別れを切り出した理由は、いくらでも『思い浮かぶ』」
この例文は、付き合っていた彼女から別れを切り出された男性の、頭の中を文章にしたものです。
なぜ彼女が別れようと言ったのか、彼の念頭にはいくつもの理由が浮かんでいるようです。
「約束を破る」「浮気をした」「けち」「つまらない」「嘘をつく」など、様々な理由が「思い浮かぶ」のでしょう。
このような場合は、自業自得のため、別れられても仕方ないでしょう。
逆に、理由が一つも「思い浮かばない」場合は、別れた後も悩み続けるかもしれません。
「思い浮かぶ」の英語
「思い浮かぶ」という言葉を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「思い浮かぶ」は英語で、“spring to mind”(スプリングツーマインド)、“come to mind”(カムツーマインド)などと表現できます。
“mind”には「念頭」「脳裏」などの意味があります。
このように「思い浮かぶ」を英語にする時は、“spring to mind”や“come to mind”などを使ってみましょう。
「思い浮かぶ」を使った言葉と解釈
「思い浮かぶ」を使った言葉を紹介し、意味を解釈して行きます。
「思い浮かぶ」を使った言葉には、どのような意味があるでしょうか。
- 「顔が思い浮かぶ」【かおがおもいうかぶ】
- 「姿が思い浮かぶ」【すがたがおもいうかぶ】
- 「真っ先に思い浮かぶ」【まっさきにおもいうかぶ】
- 「光景が思い浮かぶ」【こうけいがおもいうかぶ】
「顔が思い浮かぶ」【かおがおもいうかぶ】
「顔が思い浮かぶ」という言い回しをすることがあります。
例えば、学生時代のことをふと思い出すと、同級生の顔を思い出すのではないでしょうか。
このような時、「同級生の顔が思い浮かぶ」と言います。
顔のイメージが、念頭にふわっと浮かぶ時、「顔が思い浮かぶ」と言います。
「姿が思い浮かぶ」【すがたがおもいうかぶ】
「姿が思い浮かぶ」という言い回しもあります。
「顔が思い浮かぶ」というケースでは、顔が念頭に浮かびましたが、「姿が思い浮かぶ」という場合は、全身のイメージ、または何かをしている誰かの姿が湧きあがります。
例えば、「工場で父が働いている姿が思い浮かぶ」などという使い方をします。
「真っ先に思い浮かぶ」【まっさきにおもいうかぶ】
「真っ先に思い浮かぶ」という表現もあります。
「真っ先に」には、「いちばん最初に」という意味があり、「真っ先に思い浮かぶ」には、「最初に思い浮かぶ」という意味があります。
例えば「職場の同僚で、オシャレな人」と質問された時、最初にイメージが湧いた人がいるでしょう。
このような時に、「Aさんが真っ先に思い浮かんだ」などと言います。
「光景が思い浮かぶ」【こうけいがおもいうかぶ】
「光景が思い浮かぶ」という言葉もあります。
「光景」には、「目に移る景色や物事のありよう」という意味があり、「光景が思い浮かぶ」には、「ある景色や、物事のありようが、思い浮かぶ」という意味になります。
誰にでも心に焼き付いている、景色があるのではないでしょうか。
例えば初めて訪れた海外の景色を、鮮明に覚えている人がいるかもしれません。
同時に楽しそうな自分、友達や家族の姿ごと、覚えているかもしれません。
このような丸ごとの景色が念頭に浮かんだ時、「光景が思い浮かぶ」という言葉を使ってみましょう。
「思い浮かぶ」という言葉について見てきました。
何かのイメージが頭に湧いた時、念頭に浮かんだ時は、「思い浮かぶ」という言葉を使ってみましょう。