「あてがわれる」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「あてがわれる」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「あてがわれる」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「あてがわれる」とは?
- そもそも「あてがう」とは?
- 「あてがわれる」の表現の使い方
- 「あてがわれる」を使った例文と意味を解釈
- 「あてがわれる」の類語や類義語・言い換え
「あてがわれる」とは?
ぴたっと物を付けられること、あてられること、適当と思われるものを与えられることを言います。
そもそも「あてがう」とは?
「あてがわれる」とは「あてがう」に「れる」がついていて受け身の言葉となっています。
もともとは「あてがう」という言葉なのですが漢字を当てるならば「宛てがう」「充てがう」となります。
意味はぴたっと物をつけること、あてること、適当なものを与えることを言います。
「あてがわれる」の表現の使い方
「あてがわれる」という言葉はあまり日常会話で使う機会はないかもしれません。
しかし小説などではこの表現は出てくることがありますので知識として覚えておくようにしましょう。
使い方としては何か物などを与えてもらった時などに使います。
例えば「叔父の家に下宿することになった、この部屋を勉強部屋にと日当たりのいい部屋をあてがわれた」「おやつにどうぞと沢山のお菓子や果物をあてがわれる」などと使います。
「与えられた」「もらった」という意味で使う言葉になります。
「あてがわれる」を使った例文と意味を解釈
それでは「あてがわれる」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「あてがわれる」を使った例文1
- 「あてがわれる」を使った例文2
「あてがわれる」を使った例文1
「この部屋を好きに使っていいと、空き室をあてがわれる」
「あてがわれる」という言葉は与えられた、もらったという意味で使います。
部屋を与えられたことを「あてがわれる」「あてがわれた」と使います。
「あてがわれる」を使った例文2
「みんなからの嫌われ者をアシスタントに使っていいよとあてがわれたが、非常に迷惑なだけだった」
「あてがわれる」にはぴたっと物を付けるという意味もあります。
この例文の場合は、どうやらみんなから嫌われている人物をアシスタントに使うようにとぴたっとくっつかされた、自分に面倒を押し付けたという意味合いにも受け取ることができます。
有能とは言えない人、性格に問題がある人をアシスタントに寄こされても、感謝どころか、迷惑に思うだけということを例文は言い表しているのです。
「あてがわれる」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「あてがわれる」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「与えられる」【あたえられる】
- 「贈られる」【おくられる】
- 「もらう」【もらう】
「与えられる」【あたえられる】
「与えられる」とは目上の人から、所有している物をいただくことを言います。
「沢山の宝石を与えられる」「与えられる物に感謝をして生きていく」「大きなチャンスを与えられる」などと使います。
「贈られる」【おくられる】
「贈られる」とは人から、金品などを与えらえることを言います。
「彼から毎年、素敵な花束を贈られるのでお礼を言う」「生徒たちから感謝の言葉を贈られるのは一番嬉しいことだ」などと使います。
「もらう」【もらう】
「あてがわれる」をごく簡単な言葉に言い換えるならば「もらう」となります。
「プレゼントをもらう」「いい部屋を勉強部屋にもらうことができた」「もらうことに慣れきって、自分でどうかしようという気がない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「あてがわれる」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「あてがわれる」は適当と思われるものを与えらえること、もらうことという意味で「あてがう」は与えるという意味です。
この二つの言葉はどちらも覚えておくといいでしょう。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしていきましょう。