「身を入れる」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
皆さんは、「身を入れる」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言葉は、身近な生活の場面や仕事をしている時でも使われる機会が多い言葉です。
しかし、あまりにも使われることが多いので改めて意味や使い方を見つめ直すことが少ないことでしょう。
そこで今回は「身を入れる」について、説明していくことにします。
目次
- 「身を入れる」とは?
- 「身を入れる」の表現の使い方
- 「身を入れる」の英語と解釈
- 「身を入れる」を使った例文と意味を解釈
- 「身を入れる」の類語や類義語・言い換え
「身を入れる」とは?
「身を入れる」は、「物事を心をこめてする」、「専心する」、「親身になる」という意味があります。
1-1 . 「身を入れる」の読み方
「身を入れる」は「みをいれる」と読みますが、難しい読み方をすることがないので、ここできちんと覚えておきましょう。
「身を入れる」の表現の使い方
「身を入れる」には、「一生懸命にやる」、「心を集中して取り組む」という意味があるので、1つのことに意識を傾けて取り組むような場面で使われることになります。
1つの物事に意識を集中することは、仕事や勉強をする時に用いられることがよくあります。
「身を入れる」の英語と解釈
「身を入れる」を英語で訳すと、“to exert oneself”、“to devote oneself to”などの言葉で表現することができます。
「身を入れる」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「身を入れる」を使った例文を2つほど挙げるので、具体的な活用シーンをイメージしてみてください。
- 「身を入れる」を使った例文1
- 「身を入れる」を使った例文2
「身を入れる」を使った例文1
「仕事に身を入れることで、何とか新規顧客の獲得を増やすことができそうだ」
仕事で「身を入れる」を使うと、「一生懸命に働く」という意味で解釈することができます。
この例文もそのような意味合いを持つ「身を入れる」ですが、それにより新規の顧客を増やすことを言っています。
「身を入れる」を使った例文2
「学生の本分は学問に身を入れることだが、アルバイトなどで社会経験することも大切かもしれない」
学生が本当にやるべきことは、勉強すること、学ぶことです。
しかし、アルバイトをすることで、社会とのつながりを作り、現場経験を持つことも大切だということを教えています。
「身を入れる」の類語や類義語・言い換え
「身を入れる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるのかを見ていくことにしましょう。
- 「熱心にする」
- 「一生懸命になる」
- 「死力を注ぐ」
「熱心にする」
「熱心にする」という言葉が「身を入れる」の類義語として挙げることができるでしょう。
「物事に情熱を込めて打ちこむこと」、あるいは「心を込めて一生懸命すること」といったような意味で使われています。
「一生懸命になる」
「一生懸命になる」も「身を入れる」に近い意味を持つ言葉として、類義語の1つに分類されると思います。
「物事に一身に集中するさま」、「熱中する」という意味で、この言い回しも日常生活の中で、よく出てくる言葉です。
「一生懸命になる」というフレーズは、平易な表現なので、色々な場面で使われることになります。
「死力を注ぐ」
「死力を注ぐ」というも言葉もありますが、目的のために持っている力を全て出し切ること」という意味で解釈されています。
これも「持てる力を振り絞って」という強い意思の現れが伝わってくるようです。
「身を入れる」という言葉には、心が1つのことに集中して必死に物事に取り込んで、頑張っている姿が目に浮かんでくるようです。
特にビジネスシーンでは、「身を入れる」ようなことは当たり前のことですが、働いている間はずっと意識が集中しているわけではありません。
そのために、必要に応じて「身を入れる」タイミングが考えながら、物事に臨む必要があります。