「進展がない」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「進展がない」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「進展がない」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「進展がない」とは?
- 「進展がない」の表現の使い方
- 「進展がない」の英語と解釈
- 「進展がない」を使った例文と意味を解釈
- 「進展がない」の類語や類義語・言い換え
「進展がない」とは?
「進展がない」とは事態が進行しないこと、新しい境地、段階に進むことがないことを言います。
- 「進展がない」の読み方
「進展がない」の読み方
「進展がない」と書いて「しんてんがない」と読みます。
「進展がない」の表現の使い方
「進展がない」とは事態が進行しないこと、新しい境地、段階に進むことがない状態の時に使う言葉です。
つまり物事が今のままで変わりがないということになります。
よく使われるのは男女間の関係についてではないでしょうか。
「友達関係から進展がないままである」「友達になったものの、そこから進展がない」という風に使います。
また問題が起こりそれに対して何も対処していない時も「あれから一向に進展がない」「進展がないので、これ以上待っていても無駄だろう」という風に使います。
「進展がない」の英語と解釈
「進展がない」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“show no indication of progress.”(進展の兆しがない)、“There was not any movement in the situation.”(状況に何の進展もなかった)と言い表します。
「進展がない」を使った例文と意味を解釈
それでは「進展がない」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「進展がない」を使った例文1
- 「進展がない」を使った例文2
「進展がない」を使った例文1
「何年経っても進展がない以上、見切りをつけることも視野に入れなくてはならないだろう」
「進展がない」というのは何も変わりがないままであるということになります。
そのような状況が続きますと、どこかで見切りをつけることも考え始めなくてはならないでしょう。
「進展がない」を使った例文2
「彼との関係性に進展がないので、そろそろ諦めようかと思っているの」
恋愛において、関係性が変わらない、今の状態から進まないことを「進展がない」と言います。
友達関係から恋人関係になれないことや、つき合っていても結婚話が具体的にならない時に使います。
お互いが「進展がない」状態の方が好都合であれば問題はありません。
しかしどちらかがその状態に不満があれば、別れを考え始めることになります。
「進展がない」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「進展がない」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「改善が見込めない」【かいぜんがみこめない】
- 「相変わらず」【あいかわらず】
- 「変わらない」【かわらない】
「改善が見込めない」【かいぜんがみこめない】
改善とは物事を良い方向に改めることを言います。
それが見込めないということは、良い方向にならず、今のまま、もしくは悪くなるということになります。
「改善が見込めないようなので、ここで買い物はしないことにします」「待遇の改善が見込めないので、バイトが辞めると言い出した」などと使います。
「相変わらず」【あいかわらず】
「相変わらず」とは以前と同じように、今まで通りという意味です。
「相変わらずの態度が続いた」「遅刻癖は相変わらず治らない」などと使います。
「変わらない」【かわらない】
「進展がない」をごく簡単な言葉で言い換えるならば「変わらない」となります。
「二人の関係性は変わらない」「あの人の性格はいくら注意しても変わらない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「進展がない」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
事態が進行しない、新しい境地、段階に進むことがない、変わらないという意味であることを覚えておきましょう。
言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。