「物を言う」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「物を言う」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「物を言う」という言葉を使った例文や、「物を言う」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「物を言う」とは?
- 「物を言う」の類語や類似表現や似た言葉
- 「物を言う」を使った例文や短文など
「物を言う」とは?
みなさんは「物を言う」という言葉を知っているでしょうか。
「目は口ほどに物を言う」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「物を言う」という言葉を、今回初めて知ったという人もいるでしょう。
そこで「物を言う」という言葉の意味を紹介します。
- 「物を言う」の読み方
- 「物を言う」の意味1
- 「物を言う」の意味2
「物を言う」の読み方
「物を言う」は「ものをいう」と読みます。
「ぶつをいう」などと読み間違えないようにしましょう。
これを機会に、「物を言う」は「ものをいう」と読みましょう。
「物を言う」の意味1
「物を言う」という言葉の意味を紹介します。
「物を言う」には、大きく分けて二つの意味があります。
まず「言葉を発する」という意味があります。
「目は口ほどに物を言う」という言葉には、「言葉に出さなくても、目の表情だけで、自分の気持ちを相手に伝えられる」という意味があります。
口に負けないくらい、目は言葉を発するという意味になります。
また「呆れて物が言えない」という言い回しもあります。
呆れすぎてしまって、言葉を発せられないという意味になります。
「物を言う」の意味2
「物を言う」の二つ目の意味が、「効力を発揮する」という意味です。
「最終的に、物を言うのは体力だ」などという言い回しがあります。
「なんだかんだ言っても、最後に効力を発揮するのは、体力だ」という意味があります。
また「最後には実績が物を言う」という場合は、最終的に実績が効力を発揮するという意味があります。
このように「物を言う」には、「言葉を発する」という意味と、「効力を発揮する」という意味があります。
「物を言う」の類語や類似表現や似た言葉
次に「物を言う」の類語や類似表現を紹介します。
「物を言う」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「言い表す」【いいあらわす】
- 「効果的」【こうかてき】
「言い表す」【いいあらわす】
「言い表す」には「言葉で表現する」という意味があります。
「気持ちを言い表す」という場合は、「気持ちを言葉で表現する」という意味になります。
「効果的」【こうかてき】
「効果的」には、「効果がある様子」という意味があります。
「効果的なダイエット方法」は、「ダイエットに効果がある方法」という意味があります。
「物を言う」を使った例文や短文など
最後に「物を言う」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「物を言う」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「物を言う」を使った例文1
- 「物を言う」を使った例文2
「物を言う」を使った例文1
「無責任に物を言う、第三者」
この例文のように、本筋と関係ない第三者は、無責任に言葉を発します。
「それじゃだめだ」とか「こうしたらいい」などと、言いますが、言った通りに行動して、失敗しても責任を取らずに済むためです。
もし当事者になったら、このように無責任に「物を言う」ことはできないでしょう。
「物を言う」を使った例文2
「優勝争いが激しくなると、経験が物を言う」
この例文は、プロスポーツのペナントレースの最終盤など、緊張したりプレッシャーがかかる場面では、経験が効力を発揮するという意味の文章になります。
最後に頼れるのが、今が旬の若手ではなく、経験豊富なベテラン選手ということはよくあります。
緊張や重圧を感じながら、普段通りプレーするすべを経験上知っているからではないでしょうか。
「物を言う」という言葉について見てきました。
言葉を発する時、または何かが効力を発揮する時に、「物を言う」という言葉を使ってみましょう。