「激減」とは?意味や使い方!例文や解釈
「激減」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「激減」という言葉を使った例文や、「激減」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「激減」とは?
- 「激減」の類語や類似表現や似た言葉
- 「激減」を使った例文や短文など
- 「激減」の反対語
「激減」とは?
みなさんは「激減」という言葉を知っているでしょうか。
「転職して、収入が激減した」という経験があるかもしれません。
一方で、「激減」という言葉を、今回初めて耳にした人もいるでしょう。
そこで「激減」という言葉の意味を紹介します。
- 「激減」の読み方
- 「激減」の意味
「激減」の読み方
「激減」は「げきげん」と読みます。
画数は多いですが、それほど難しい漢字ではないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「激減」は「げきげん」と読みましょう。
「激減」の意味
「激減」には、どのような意味があるでしょうか。
「激減」には、「急激に減ること」という意味があります。
「転職して、収入が激減する」という場合は、「転職先の給料が、以前勤務していた会社の給料よりも安く、急激に収入が減った」という意味になります。
また、個人商店を営んでいる人の近くに、巨大なスーパーができた場合、売り上げが急激に減るかもしれません。
このような時、「スーパーの影響で、小売店の売り上げが、激減する」などと言います。
このように、「激減」という言葉には、「急激に減ること」という意味があります。
「激減」の類語や類似表現や似た言葉
続いて「激減」の類語や類似表現を紹介します。
「激減」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「半減」【はんげん】
- 「軽減」【けいげん】
- 「減少」【げんしょう】
- 「減量」【げんりょう】
「半減」【はんげん】
「半減」には、「半分に減ること」という意味があります。
例えばバイトをしている人は、時給換算で仕事をしているため、仕事を休むと収入が「激減」します。
病気などで仕事を休むと、「給料が半減」してしまうかもしれません。
「軽減」【けいげん】
「軽減」は「負担などを減らすこと」という意味があります。
「課税を軽減する」という場合は、税金の徴収率を減らして、納税者の負担を軽くするという意味があります。
また日常生活でも「軽減」という言葉は使われています。
例えば旦那さんが家事を手伝って、奥さんの家事の負担を減らす時、「妻の家事の負担を軽減する」などと言います。
「減少」【げんしょう】
「減少」には、「数量が減ること」という意味があります。
「野球人口が減少する」という場合は、野球を楽しむ少年の数が少なくなるという意味があります。
「体重が減少する」という場合は、「体重が減る」という意味になります。
「減給」
「減給」には、「給料を減らすこと」という意味があります。
不祥事を犯した人が、給料を減らされてしまう処分を受ける時、「減給処分を受ける」と言います。
「減量」【げんりょう】
「減量」は「目方が減ること」という意味があります。
またスポーツ選手が大衆を減らす時、「減量」と言います。
例えばボクサーが試合前に、決められた体重まで落とす時、「ボクサーが減量する」と言います。
「激減」を使った例文や短文など
次に「激減」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「激減」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「激減」を使った例文1
- 「激減」を使った例文2
「激減」を使った例文1
「断食を三日間してみたところ、体重が『激減』した」
この例文のように、断食をした経験があるでしょうか。
断食をすると、摂取するカロリーや脂質、炭水化物の量がゼロに近くなるため、体重が減ります。
ただし、断食による減量は、代謝を上げるための筋肉量も減らしてしまうため、一時的に体重が落ちても、リバウンドしやすくなります。
やはりダイエットをする時は、必要な栄養を取り、筋肉量を減らさずに、体脂肪だけを落としていくことが大切です。
運動などを組み合わせて、リバウンドしないようなダイエットをしましょう。
「激減」を使った例文2
「円高になり、日本の輸出額が『激減』する」
この例文のように、円高が進むと、日本の商品が海外に売れなくなってしまいます。
なぜなら円高が進むと、日本の同じ商品を購入しても、割高になってしまうため、他の国の商品を購入しようと思うためです。
日本は、輸出国のため、円高が進むと、国内の経済が悪くなる傾向があります。
一方で、円高が進むと、海外旅行に行きやすくなります。
海外の国の物価を安く感じられるため、飲食がしやすく、買い物も楽しくなるでしょう。
海外旅行の楽しみは「激増」するかもしれません。
「激減」の反対語
最後に「激減」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「激減」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「激増」【げきぞう】
- 「倍増」【ばいぞう】
- 「急増」【きゅうぞう】
- 「増額」【ぞうがく】
- 「増税」【ぞうぜい】
「激増」【げきぞう】
「激増」は「激減」とまるで反対の意味があります。
「激増」には、「急激に増えること」という意味があります。
人気の街に、人が集まってくることがありますが、そのような時、「街の人口が激増する」などと言います。
「倍増」【ばいぞう】
「倍増」は「半減」の反対語で、「二倍に増えること」という意味があります。
ゴールデンウィークなどに、テーマパークに行く人が増えると、場合によっては「入場者数が倍増する」かもしれません。
「急増」【きゅうぞう】
「急増」には、「急激に増えること」という意味があります。
ある会社がヒット商品を出した時、売り上げが急激に増えるでしょう。
このような時、「ヒット商品が出て、売り上げが急増する」などと言います。
「増額」【ぞうがく】
「増額」には、「金額を増やすこと」という意味があります。
例えばお小遣い制の夫が、妻と交渉して、お小遣いの金額を増やしてもらう時、「お小遣いを増額してもらう」と表現できます。
また会社が社員のために様々な手当てを増やす時、「家族手当を増額する」などと言います。
「増税」【ぞうぜい】
「増税」は、みなさんが嫌いな言葉かもしれません。
「増税」には、「税金を増やすこと」という意味があります。
「消費税率を上げて増税する」「法人税が増税になる」などという使い方をします。
「激減」という言葉について見てきました。
収入や売り上げ、体重などが急激に減った時、「激減」という言葉を使ってみましょう。