「驚き」とは?意味や使い方!例文や解釈
「驚き」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「驚き」という言葉を使った例文や、「驚き」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「驚き」とは?
- 「驚き」の類語や類似表現や似た言葉
- 「驚き」を使った例文や短文など
- 「驚き」を使った言葉と解釈
「驚き」とは?
みなさんは「驚き」という言葉を知っているでしょうか。
UFOなどを見て、「驚きの声を上げた」という人もいるかもしれません。
一方で、「驚き」という言葉を、まるで知らないという人もいるでしょう。
そこで「驚き」という言葉の意味を紹介します。
- 「驚き」の読み方
- 「驚き」の意味
「驚き」の読み方
「驚き」は「おどろき」と読みます。
難しく画数の多い漢字ですが、見慣れた漢字のため、読み間違えることも少ないでしょう。
「驚き」の意味
「驚き」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「驚き」には、「思いがけないことにびっくりすること」という意味があります。
UFOを偶然見つけるような時は、思いがけないことにびっくりするため、「驚き」という言葉を使ってしまうかもしれません。
街中に動物園から逃げてきたキリンなどが放たれたら、やはり思いがけないことにびっくりし、「驚きの声を上げる」かもしれません。
このように「驚き」には、「思いがけないことにびっくりすること」という意味があります。
「驚き」の類語や類似表現や似た言葉
次に「驚き」の類語や類似表現を紹介します。
「驚き」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「ぎょっとする」【ぎょっとする】
- 「はっとする」【はっとする】
- 「呆気にとられる」【あっけにとられる】
「ぎょっとする」【ぎょっとする】
「ぎょっとする」には、「急に胸にこたえて驚く」という意味があります。
後ろから大きな声を出された時などは、胸にこたえて驚くため、「ぎょっとする」かもしれません。
また、大勢がいる前で、自分の秘密を発表された時なども、胸にこたえて驚くため、「ぎょっとする」のではないでしょうか。
「はっとする」【はっとする】
「はっとする」という言い回しを使ったことがあるかもしれません。
「はっとする」には、「思いがけない突然のことに驚く」という意味があります。
例えば、突然、幼なじみから連絡があり、「はっとする」、元カノから電話があり「はっとする」などという使い方をします。
「呆気にとられる」【あっけにとられる】
「呆気にとられる」は「あっけにとられる」と読みます。
「呆気にとられる」には、「意外なことに呆れる」という意味があります。
「呆れる」には、「意外なことに驚いて、途方に暮れる」という意味があります。
何か意外なことが起こり、驚いた後、途方に暮れる時、「呆気にとられる」という言葉を使います。
例えば、街中で偶然、彼女が知らない男性とキスをしたのを目撃した時、意外なことに驚いて、さらに途方に暮れるのではないでしょうか。
そのため、「彼女が知らない男とキスをするのを見て、呆気にとられる」という文章にできます。
「驚き」を使った例文や短文など
次に「驚き」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「驚き」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「驚き」を使った例文1
- 「驚き」を使った例文2
「驚き」を使った例文1
「会社が倒産すると聞いて、『驚き』のあまり声も出せない」
この例文は、会社が倒産するという、思いがけないことを言われた社員が、びっくりした様子を文章にしたものです。
びっくりしたため、声も出せず、呆然としている様子が見てとれます。
この例文のように、「驚き」が強すぎると、大きなリアクションを取れず、立ち尽くしたり、黙り込んだりしてしまいそうです。
「驚き」を使った例文2
「彼氏が実は妻子持ちだと聞き、彼女の顔に『驚き』の色が浮かぶ」
この例文は、結婚を前提に彼と付き合っていた女性が、彼が妻子持ちだと聞かされて、とても驚いている場面になります。
彼女の顔には、びっくりした時に浮かぶ、独特の表情が表れています。
思いがけないことにびっくりすると、心身に影響が出ます。
声に出たり、顔に出たり、動きに出たりしますが、彼女の場合は「驚き」が顔に出たようです。
「驚き」を使った言葉と解釈
最後に「驚き」を使った言葉を紹介し、意味を解釈して行きます。
「驚き」を使った言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「驚きの声」【おどろきのこえ】
- 「驚きのあまり」【おどろきのあまり】
- 「驚きの表情」【おどろきのひょうじょう】
- 「驚きを隠せない」【おどろきをかくせない】
「驚きの声」【おどろきのこえ】
「驚きの声」という言い回しがあります。
「驚きの声」は「思いがけないことにびっくりして出した声」という意味があります。
意外なことを言われて、「えー!」というリアクションをした時、その声は「驚きの声」になるでしょう。
また「街の驚きの声を集めました」という時は、「なぜ驚いたのか」という意見を集めたものになります。
「声」とは言っていますが「意見」「理由」という意味になります。
「驚きのあまり」【おどろきのあまり】
「驚きのあまり」には「びっくりしたため」という意味があります。
例えば、「驚きのあまり、その場でジャンプした」という場合は、「びっくりしたため、その場で飛び上がった」という意味になります。
「驚きのあまり、立ち尽くした」「驚きのあまり、目をむいた」など、「驚きのあまり」という言い回しは、頻繁に使われています。
「驚きの表情」【おどろきのひょうじょう】
「驚きの表情」という言葉もよく使います。
「驚きの表情」には、「びっくりした気持ちが表れた表情」「驚いた時に見せる顔」という意味になります。
テレビのバラエティ番組などを見ていると、ドッキリ企画が放送されることがありますが、箱の中からばね式の蛇が飛び出した時の芸能人の顔などが「驚きの表情」になります。
「驚きを隠せない」【おどろきをかくせない】
「驚きを隠せない」という言葉もあります。
「驚きを隠せない」には、「びっくりした気持ちを、心の中にとどめておけない」「驚きが言動に出てしまう」という意味があります。
例えば、同じ職場の男女が付き合っていると知った時、思いがけないことにびっくりするかもしれません。
「えー!」と声に出たり、「驚きの表情」が出てしまった時、「驚きを隠せない」状態と言えます。
「驚き」という言葉について見てきました。
何か思いがけないことが起こり、びっくりするということは、日常生活やビジネスシーンで時々起ります。
そのような時、「驚き」という言葉と、「驚きの表情」「驚きの声」などの言葉を使ってみましょう。