「はっとする」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「はっとする」とは?

「はっとする」とは、「急に気が付く」「急に思い出す」「急に何かを思いついたり」または「驚く」ことを言います。

「はっとする」の表現の使い方

「はっとする」の「はっと」は副詞で急に思いついた時、驚いた時に使う言葉となります。

「もしかして鍵を閉め忘れたのではないかと、はっとする」「私の顔を見て、彼ははっとしたようになった」などと使います。

「はっとする」を使った例文と意味を解釈

それでは「はっとする」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

• 「はっとする」を使った例文1
• 「はっとする」を使った例文2

「はっとする」を使った例文1

「彼女の姿は、はっとするような美しさである」

「はっとする」は驚くという意味合いがあります。

驚くほどに美しいということを表現する時に「はっとする」と使います。

「はっとする」を使った例文2

「はっとするような色で、とても大胆で素敵です」

「はっとするような色」とは驚くほどの色、目を引く色、言葉にできない色といった意味合いでとらえるといいでしょう。

淡い色合いというよりは原色、蛍光色といったようなはっきりとする色に使うことが多いでしょう。

「はっとする」の類語や類義語

言葉の意味が理解できましたところで、「はっとする」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

• 「息を止める」【いきをとめる】
• 「目から鱗が落ちる」【めからうろこがおちる】
• 「直感的に感じる」【ちょっかんてきにかんじる】

「息を止める」【いきをとめる】

「息を止める」とは呼吸をするのを中断するという意味ですが、普段人間は呼吸をしているのが当たり前です。

つまり「息を止める」とは呼吸をするのを忘れる、呼吸ができないほどの、といった意味合いとなります。

「驚きのあまり息を止める」「思わず息を止める」などと使います。

「目から鱗が落ちる」【めからうろこがおちる】

「目から鱗が落ちる」とはあることがきっかけとなり、迷いから覚める、物事の実態がわかるという意味で使います。

「あの一瞬の動きに、目から鱗が落ちたね」「あの時あんな風に言われて辛かったけれど、おかげで目から鱗が落ちるきっかけとなった」という風に使います。

「直感的に感じる」【ちょっかんてきにかんじる】

「直感的に感じる」とは推理、考察といった論理的思考ではなく、感覚的に瞬時に感じることを言います。

「この人は嘘を言っていると直感的に感じる」「自分が直感的に感じることを信じた方がいいと思う」「大変なことになっているのではないかと直感的に感じました」 などと使います。