「やりがい」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「やりがい」という言葉をよく耳にしますが、正しい意味を理解できているでしょうか。
意味や使い方などについて詳しく紹介します。

目次
- 「やりがい」とは?
- 「やりがい」の表現の使い方
- 「やりがい」と「いきがい」の違い
- 「やりがい」を使った例文と意味を解釈
- 「やりがい」の類語や類義語・言い換え
「やりがい」とは?

「やりがい」の意味について紹介します。
- 「手がけることで価値と意欲を感じるもの」の意味
- 「達成した後に得られるもの」の意味
「手がけることで価値と意欲を感じるもの」の意味
そのものごとを手掛けることで、自分が存在している価値を見いだせて、やる気が湧いてくる気持ちのことです。
それをすることにより人から感謝されたり、明らかに周囲の状況が良くなったと思われれば「自分は人の役に立った」と感じて、もっと頑張ろうと思う様になります。
自分が社会的に評価を得られてそれが次への意欲につながるものに対して「やりがい」と言うのです。
「達成した後に得られるもの」の意味
ものごとを手掛けた後に得られるものとして、人からの評価の他に見返りがあります。
評価が上がることで給与に反映されて、お金が多く手に入ります。
よく仕事で「お金かやりがいか」で悩む人がいますが、お金を稼げることは「やりがい」につながるものなのです。
「給料が増える」→「お小遣いが増える」→「楽しみが増える」→「やりがいを感じる」という図式が成り立ちます。
「やりがい」の表現の使い方

「やりがい」の使い方について紹介します。
- 「やりがいのある仕事」
- 「やりがい」はひとそれぞれ
「やりがいのある仕事」
「やりがい」は圧倒的に「仕事」に対して使われます。
誰でもお金を稼ぐ為に仕事をしなければならないのですから、できれば自分の価値を見いだせる仕事がしたいものです。
価値と見返りが期待できる仕事に対して「やりがいのある仕事」と使うのです。
「やりがい」はひとそれぞれ
「やりがい」は人により違い、他人が判断できるものではありません。
仕事に対する「やりがい」は本人が決めるものであり、本人が使う言葉なのです。
「やりがい」と「いきがい」の違い

「やりがい」とよく似た言葉に「生きがい」があります。
「やりがい」は「自分がある行動をすることで相応の評価や見返りを受けること」です。
「達成感」や「お給料」など、自分が行動する動機づけになる様なことを意味します。
「生きがい」は「それがあるから頑張れると思うもの」という意味です。
そのものごとがあるお蔭でこれからも努力をしようと思えるもののことを言います。
つまり、「やりがい」と「生きがい」の違いは「得られるものか拠り所となるものか」という点になります。
「やりがいを感じる仕事」「仕事に生きがいを感じる」と「仕事」を中心に考えると使分けがし易くなります。
「やりがい」を使った例文と意味を解釈

「やりがい」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「やりがい」を使った例文1
- 「やりがい」を使った例文2
「やりがい」を使った例文1
「彼は仕事にやりがいを感じて充実している」
多くの人が「仕事がつまらない」「やめたい」と思っているのに、仕事が楽しくて仕方がない人がいます。
自分の性格にピッタリで長所が生かせる仕事が見つかり、毎日やる気に満ちて仕事をしている様子を表しています。
「やりがい」を使った例文2
「今のしごとにやりがいが見いだせない」
多くの人の場合はこちらでしょう。
毎日同じ作業を右から左に流して、しかもボリュームが多く残業もあります。
自分は何の為にこの仕事をしているのか価値が感じられず、悩んでいる状態を表します。
「やりがい」の類語や類義語・言い換え

「やりがい」の類語を紹介します。
- 「張り合い」【はりあい】
- 「手応え」【てごたえ】
- 「好感触」【こうかんしょく】
「張り合い」【はりあい】
「行動しようと思った時に、何らかの効果が期待できること」という意味です。
仕事をする上でも「張り合い」が感じられればやる気も起きるもので、「やりがい」と似た意味の言葉です。
「手応え」【てごたえ】
意味は「行動を起こした時の相手の反応や成果のこと」です。
「好感触」【こうかんしょく】
意味は「相手の反応から成果が期待できそうな感じがすること」です。
「やりがい」は「行動することで価値や見返りがあるもの」という意味です。
仕事が楽しくて仕方がない人は「やりがい」を感じていると言えます。