「地に足がつかない」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「地に足がつかない」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「地に足がつかない」という言葉を使った例文や、「地に足がつかない」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「地に足がつかない」とは?
- 「地に足がつかない」の類語や類似表現や似た言葉
- 「地に足がつかない」を使った例文や短文など
「地に足がつかない」とは?
みなさんは「地に足がつかない」という言葉を知っているでしょうか。
プレゼンを前に、「地に足がつかない」という経験をした人もいるでしょう。
一方で、「地に足がつかない」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「地に足がつかない」という言葉の意味を紹介します。
- 「地に足がつかない」の読み方
- 「地に足がつかない」の意味
「地に足がつかない」の読み方
「地に足がつかない」は「ちにあしがつかない」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
「地に足がつかない」の意味
「地に足がつかない」という言葉の意味を紹介します。
「地に足がつかない」には、「浮かれている様子」「浮足立っている様子」という意味があります。
また「興奮したり、ソワソワする」などして、落ち着かない様子を「地に足がつかない」と言います。
ビジネスシーンでは、プレゼンを前にソワソワして落ち着かない時、または興奮して浮足立っている時は、「地に足がつかない」でしょう。
また「地に足がつかない」には、「考えや行動がしっかりしていない」という意味もあり、「地に足がつかない生活」などと表現することがあります。
「地に足がつかない」の類語や類似表現や似た言葉
次に「地に足がつかない」の類語や類似表現を紹介します。
「地に足がつかない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「気が気じゃない」【きがきじゃない】
- 「ナーバス」【なーばす】
「気が気じゃない」【きがきじゃない】
「気が気じゃない」には、「そわそわして落ち着かない様子」「何かが気がかりで、いてもたってもいられない様子」「心配な気持ちが強く、じっとしていられない様子」などの意味があります。
例えば、子供の帰りが遅い時は、心配な気持ちが強く、「気が気じゃない」と感じるかもしれません。
「ナーバス」【なーばす】
「ナーバス」は「神経質な様子」、または「神経過敏になる様子」という意味があるカタカナ語です。
「発表会の本番を前に、ナーバスになる」という場合は、ピアノの発表会の本番を控えて、神経質になっているという意味があります。
「地に足がつかない」を使った例文や短文など
続いて「地に足がつかない」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「地に足がつかない」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「地に足がつかない」を使った例文1
- 「地に足がつかない」を使った例文2
「地に足がつかない」を使った例文1
「デートの前日は、『地に足がつかない』ため、勉強もできない」
この例文には、デートを前にして、興奮したりソワソワしている様子を文章にしたものです。
本当は勉強をしたり、仕事をしなければいけないのに、このような浮足立っている状態では、まともな勉強や仕事ができないかもしれません。
「地に足がつかない」を使った例文2
「40歳になったのを機に、『地に足がつかない』生活を卒業する」
この例文には、考えや行動が子供のようで、しっかりしていなかったと感じた人が、40歳になったのを良い機会にして、考えや行動を改めようとしている、心情を文章にしたものです。
「このままではいけない」と思っている人が、何かのきっかけで、大きく変わることがあります。
20代から30代、30代から40代など、大きな節目は、「地に足がつかない」生活を卒業するチャンスかもしれません。
「地に足がつかない」という言葉について見てきました。
ソワソワと落ち着きのない様子の人を見た時、考え方がしっかりしていない人を見た時などに、「地に足がつかない」という言葉を使ってみましょう。