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「詰んだ」とは?意味や使い方!例文や解釈

「詰んだ」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「詰んだ」という言葉を使った例文や、「詰んだ」の類語を紹介して行きます。

詰んだ

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目次

  • 「詰んだ」とは?
  • 「詰んだ」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「詰んだ」を使った例文や短文など
  • 「詰んだ」の反対語

「詰んだ」とは?

「詰んだ」とは?

みなさんは「詰んだ」という言葉を知っているでしょうか。

将棋が趣味という人は「これは詰んだね」などと、毎回のように口にしているかもしれません。

一方で、「詰んだ」という言葉をまるで知らないという人もいるでしょう。

そこで「詰んだ」という言葉の意味を紹介します。

  • 「詰んだ」の読み方
  • 「詰んだ」の意味
  • 「詰んだ」の意味2

「詰んだ」の読み方

「詰んだ」「つんだ」と読みます。

特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

「詰んだ」の意味

「詰んだ」という言葉は、「詰み」という言葉から派生した言葉です。

「詰み」は将棋に関する言葉で、「将棋で王将の逃げ場がなくなり、負けること」という意味があります。

つまり将棋の世界では「詰み」「負け」「逃げ場がない」という意味があり、「詰んだ」には、「これは詰みで、負けだ」という意味があります。

「詰んだ」の意味2

「詰んだ」は将棋用語のひとつですが、一般的にも広く使われるようになっています。

特にネットの掲示板などを中心に広まったネットスラングのひとつで「負けだ」「逃げ場がない」「終わりだ」などという意味があります。

例えば、不祥事を起こした芸能人がいる時、謝罪会見などを行い、不祥事をなかったことにしようとしたり、不祥事によるダメージを最小限にしようと事務所と共に協力して行動します。

しかし、後に決定的な証拠が出たり、問題発言をして心証が一気に悪くなった時に、ネット上などで「これは、詰んだかもしれないね」などという言葉が飛び交います。

この芸能人の芸能生活は、これで終わりかもしれない、言い逃れはもうできないといった意味があります。

このように「詰んだ」には、一般的な意味として、「負け」「終わり」「逃げ場がない」「将来の夢や希望が持てない状態になる」などの意味があります。

「詰んだ」の類語や類似表現や似た言葉

「詰んだ」の類語や類似表現や似た言葉

続いて「詰んだ」の類語や類似表現を紹介します。

「詰んだ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「お先真っ暗」【おさきまっくろ】
  • 「絶望する」【ぜつぼうする】
  • 「万策尽きる」【ばんさくつきる】
  • 「行き詰る」【いきづまる】

「お先真っ暗」【おさきまっくろ】

「お先真っ暗」という言葉があります。

「お先真っ暗」には、「先行きが暗い」「将来の見通しが立たない」という意味があります。

例えば、勤めていた会社が倒産し、無職になってしまった時などに、「お先真っ暗」と言います。

本当に先行きが暗い場合と、精神的にダメージを受けて、将来の見通しが立てられない場合があるかもしれません。

「絶望する」【ぜつぼうする】

「絶望する」には、「希望が無くなる」という意味があります。

精神的に強いダメージを受けると、一時的に希望が無くなってしまうことがあります。

例えば、結婚したいと強く願っていた人から、別れを切り出された時、「絶望」してしまうかもしれません。

「私の人生は詰んだ」と感じる人もいるでしょう。

しかし「絶望」は主観的な感じ方で、時間が経てば希望が戻ってくるはずです。

「万策尽きる」【ばんさくつきる】

「万策尽きる」には、「様々な方法を試したが、どれも有効ではなく、もう方法が思いつかない」という意味があります。

例えば戦国武将が戦に敗れそうになり、奇襲を行ったり、思っても見ないような戦法を繰り出しますが、それでも勝ち目がないと思った時、「万策尽きた」などと言います。

「行き詰る」【いきづまる】

「行き詰る」という言葉もあります。

「詰んだ」というほど深刻な状況ではありませんが、このままでは詰みそうだと感じた時、「行き詰る」という言葉を使います。

ビジネスシーンでも恋愛の場面でも、「行き詰る」ことがあり、そこから打開策を考え、実行する必要があるかもしれません。

「詰んだ」を使った例文や短文など

「詰んだ」を使った例文や短文など

「詰んだ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「詰んだ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

  • 「詰んだ」を使った例文1
  • 「詰んだ」を使った例文2

「詰んだ」を使った例文1

「二十八手目で王が『詰んだ』」

この例文は、将棋をしている時に、詰め方の二十八手目で勝利が決まった場面を文章にしたものです。

詰め方の二十八手目が指された時点で、王の逃げ場がなくなったため勝敗が決まりました。

実際の将棋では詰む直前に、逆転不可能だと察した方が「参りました」と言って、勝負を終えることもあります。

「詰んだ」を使った例文2

「転職した会社が、一年目で倒産するとは、私の人生は『詰んだ』のかもしれない」

この例文は、転職して意気揚々と仕事をしていたのに、わずか一年で倒産して無職になり、途方に暮れている人の様子を言葉にしたものです。

転職後、すぐに無職になるのは、経歴を傷つけるものであり、豊かなキャリアを築こうと思っている人にとって「終わった」と思えるようなものかもしれません。

しかし、起業して自分の会社を立ち上げたり、小さな会社に就職し直し、のんびりとした暮らしを手に入れられるかもしれません。

人生という意味では決して「詰んだ」とは言えないでしょう。

「詰んだ」の反対語

「詰んだ」の反対語

「詰んだ」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

そこで「詰んだ」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。

  • 「関門を突破する」【かんもんをとっぱする】
  • 「難問をクリアする」【なんもんをくりあする】

「関門を突破する」【かんもんをとっぱする】

「関門を突破する」には「関所の門を通過する」「目的を達するために通過しなければならない難所を切りぬける」という意味があります。

例えば、楽しい学生時代を過ごすためには、「入試」「関門」になります。

入試に合格した時、「入試の関門を突破した」と言えるでしょう。

「難問をクリアする」【なんもんをくりあする】

「難問をクリアする」という言い回しも良く使われています。

「難問」には、「解決や回答が難しい問題」という意味があります。

例えば人間関係がこんがらがってしまった時は、正常な人間関係を手に入れるのが難しくなるでしょう。

しかし、たくさんの人と会って話をし、人間関係を元通りにできた時、「難問をクリアした」と言えるのではないでしょうか。

icon まとめ

「詰んだ」という言葉について見てきました。

ネット上などで「終わった」「逃げ場がない」などと言いたい時は「詰んだ」という言葉を使ってみましょう。