「笑いをこらえる」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「笑いをこらえる」、という表現を知っているでしょうか。
笑いをこらえた経験を持つ人もいるかもしれませんね。
それならば、笑をこらえるという表現にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「笑いをこらえる」という言い回しについて紹介します。
目次
- 「笑いをこらえる」とは?
- 「笑いをこらえる」の表現の使い方
- 「笑いをこらえる」の英語と解釈
- 「笑いをこらえる」を使った例文と意味を解釈
- 「笑いをこらえる」の類語や類義語・言い換え
「笑いをこらえる」とは?
「笑いをこらえる」、というのは笑わないように努力をするという意味です。
笑いを我慢する、笑いを噛み殺す、という意味であり、こらえるという表現には外から加えられた力に持ち堪えるという意味があります。
つまり、「笑いをこらえる」というのは笑いたくて仕方がないにもかかわらず笑わないように我慢をするという意味になるのです。
例えば大学で授業を受けていた時に友達が小声で冗談を言ってきた場合、それがどれだけ面白かったとしても笑うわけにはいかないですよね。
その場合に「笑いをこらえる」という表現が使えます。
「笑いをこらえる」の表現の使い方
笑いをこらえなければいけない瞬間は日常的にもあるのではないでしょうか。
例えば、式典であったり授業であったり、真面目に聞いていなければいけないときに誰かが冗談を言ってきたら、笑うわけにはいきません。
また、先生や講師が言い間違いをした場合、それがどれだけ面白かったとしても笑えないですよね。
また、相手を馬鹿にしないために一生懸命「笑いをこらえる」こともあるのではないでしょうか。
「笑いをこらえる」の英語と解釈
「笑いをこらえる」という表現を英語にすると“stifle one's laughter”や“suppress one's laughter”になります。
「先生がいい間違いを認め、私たちは一生懸命笑いをこらえた」ならば“As our teacher said something wrong, we had to stifle our laughter.”になります。
「笑いをこらえる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「笑いをこらえる」を使った例文1
- 「笑いをこらえる」を使った例文2
「笑いをこらえる」を使った例文1
「彼女が言い間違いをしておかしくてたまらなかったが、馬鹿にしたと思われないように笑いをこらえなければいけなかった」
相手が言い間違いをした時、どうしても笑ってしまうこともありますよね。
しかし、もしも笑ってしまったら相手が傷つくかもしれない、相手がショックを受けるかもしれない、などというときには笑うわけにはいきません。
そのような時こそ、笑いをこらえなければいけないのです。
「笑いをこらえる」のがマナーの場合もあります。
「笑いをこらえる」を使った例文2
「彼が冗談を言ってきたため笑いをこらえなければいけなかったが、最終的には笑ってしまった」
何かつまらない冗談を言われた時など、どうしても笑いをこらえたかったけれど最終的には我慢できずに笑ってしまった、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
また、他の人が居る前では笑えなくても、誰もいなくなった瞬間に笑ってしまう人もいるかもしれません。
あるいは思い出して笑ってしまうこともあるのではないでしょうか。
「笑いをこらえる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「笑わないようにする」【わらわないようにする】
- 「笑いを噛み殺す」【わらいをかみころす】
- 「笑いを押し殺す」【わらいをおしころす】
「笑わないようにする」【わらわないようにする】
「笑わないようにする」、というのは笑いがこみ上げてきたときにそれを表に出さないように努力をするということです。
何か冗談を言われたりジョークを言われたりすると、笑いたいけれど笑わないように努力をしなければいけないということもありますよね。
あるいは緊張して笑ってしまうこともあるかもしれません。
そのような時は笑わないように心がける必要があります。
「笑いを噛み殺す」【わらいをかみころす】
「笑いを噛み殺す」、というのは笑出さないように口を閉じて我慢するという意味です。
確かに笑わないようにするためには口を閉じる必要がありますので、口を閉じて我慢する場合に噛み殺すという表現が使えます。
噛み殺すというのはあくびや笑いが出るのを、歯を噛み締めて無理に抑えるという意味を持ちます。
「笑いを押し殺す」【わらいをおしころす】
「笑いを押し殺す」、というのは笑いを我慢するという意味です。
笑わないようにする、という場合にこの表現が使われます。
笑顔はストレス解消に最も効果的だと言われています。
しかしその一方で誰か他人のことを笑い飛ばすと、その人が傷付いてしまうということもありますし、笑うべきではないタイミングもあるでしょう。
必要に応じて笑わないように努力する必要があるのです。