「部位破壊」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
この「部位破壊」は、あるゲームから発祥した言葉で、その後に他のゲームでも使われるようになりました。
目次
- 「部位破壊」とは?
- 「部位破壊」の表現の使い方
- 「部位破壊」の英語と解釈
- 「部位破壊」を使った例文と意味を解釈
- 「部位破壊」の類語や類義語・言い換え
「部位破壊」とは?
「部位破壊」(ぶいはかい)とは、全てではなく、その一部を破壊する(した)時に使う言葉です。
この言葉は「モンスターハンター」シリーズから有名になり、他のゲームでも使われるようになりました。
元となったモンスターハンターシリーズでの部位破壊とは、モンスターそのものの討伐(倒してしまう)前に、その体の一部を破壊した(もぎ取った)時に使います。
このゲームのシリーズでは、そのようなことが可能となっており、例えば、その部分にダメージが蓄積し、羽や尻尾だけを破壊したような時に、この「部分破壊」と画面にも表示があります。
「部位破壊」の表現の使い方
「部位破壊」は、ゲームでそれが可能なように作られている場合のみ行えます。
モンスターハンターは、シリーズを通してそのような楽しみ(部位破壊による欠片やアイテムの獲得が可能です)方もある為、大事な言葉(行為)の1つとなっています。
その他のゲームでも、部分的に相手を破壊したり、逆に破壊されたしまった時に使うことがあり、「艦隊これくしょん」や「マビノギ英雄伝」では有名で、「ファイナルファンタジー」シリーズでも14や15では度々見掛ける言葉(行為)です。
「部位破壊」の英語と解釈
部位破壊を英語で表現すると、“destroy parts”となります。
英語版のモンスターハンターでも、“destroy the parts”と表記されています。
違う表現として、“break a parts”でも同様の意味になり、モンスターハンター以外では、この表現を使っても構いません(そのゲームで固有な表記がある場合には、それに従ってください)。
「部位破壊」を使った例文と意味を解釈
「部位破壊」を使った例文と、その意味の解釈です。
モンスターハンターでは、この繰り返しで欠片やアイテムを稼ぐというテクニックがあります。
- 「部位破壊」を使った例文1
- 「部位破壊」を使った例文2
「部位破壊」を使った例文1
「部位破壊の為に同じクエストを繰り返すのも飽きてきたなぁ…」
モンスターハンターでは、モンスターの討伐クエストを途中でリタイヤすることができる場合があります。
一般的には、まだそのクエストは自分のレベルや装備的に早かったと思った時にするものですが、モンスターの部位破壊で希望の欠片などが出なかった時に、もう一度やり直す為にそのクエストをリタイヤしてしまうのです。
この繰り返しを俗に「リタマラ」(リタイヤマラソン)と呼んでおり、貴重な欠片が獲得できるモンスターのクエストでは、行うのが常識とも言われています。
「部位破壊」を使った例文2
「さっきの攻撃で部位破壊を食らって、性能がかなり落ちてしまった」
これは、艦隊これくしょんでよく聞く表現です。
このゲームでは、艦隊や戦闘機が部分的に破壊されてしまうと、それに応じて性能が落ちるようになっています。
「中破」の状態になると、半分程度の性能になってしまい、「大破」してしまうと、修理に実時間で2日以上掛かることもあります。
「部位破壊」の類語や類義語・言い換え
「部位破壊」と同じ意味で使える言葉ですが、本来は「部位破壊」の誤用です。
- 「部分破壊」【ぶぶんはかい】
「部分破壊」【ぶぶんはかい】
「部位破壊」と言いたいところに、この「部分破壊」と使ってしまうことが少なくありません。
日本語として考えると、意味はほとんど変わりませんが、「部位破壊」が固有名詞のように使われているゲームにおいては誤用に他なりません(しかし、意味は通じます)。
敵の「部位破壊」が行えるゲームでは、それが大切な要素の1つとなっている場合も少なくありません。
メーカー側も、うまい使い方をプレイヤーに見付けてもらうように作っている感があり、そのような発見もゲームの面白さの1つです。