「無限増殖」とは?意味や類語!例文や表現の使い
皆さんの中には「無限増殖」という言葉を聞いたことがある人もいるかと思います。
この言葉だけを聞くと、何となく細菌のような存在の生態のことを指しているのかと思うかもしれません。
しかし、この言葉の意味する所は全く違う所にありそうなことから、ここで「無限増殖」について見ていくことにします。
目次
- 「無限増殖」とは?
- 「無限増殖」の表現の使い方
- 「無限増殖」の英語と解釈
- 「無限増殖」を使った例文と意味を解釈
- 「無限増殖」の類語や類義語・言い換え
「無限増殖」とは?
「無限増殖」とは、実はコンピュータゲームの世界で使われる言葉で「プレイヤーキャラクターやアイテムを無数に増加させるテクニック」の意味で使われています。
「無限増殖」の表現の使い方
私達が楽しんでいるアクションゲームなどには、基本的にライフと呼ばれる残った機械やアイテムがありますが、これは敵からの攻撃を受けたり、障害物にぶつかることや崖から落ちることで、ライフが1つ減っていき、最終的にライフが0となることでゲームオーバーとなります。
そして、最初からスタートし直すことになりますが、アイテムを「無限増殖」することができれば、残ったアイテムを増やせて、この問題はクリアされます。
このようなことをアーケードゲームで実現すると、保有できるアイテムを何度も増やせることが問題となるのですが、家庭用ゲームで実装されることがあります。
このような場面で「無限増殖」が使われることになります。
「無限増殖」の英語と解釈
「無限増殖」を英語で表現すると、“Infinite proliferation”という言葉で訳すことができます。
「無限増殖」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「無限増殖」を使った令聞を見ていくことにしましょう。
- 「無限増殖」を使った例文1
- 「無限増殖」を使った例文2
「無限増殖」を使った例文1
「無限増殖で有名と言えば、スーパーマリオブラザーズが典型的なゲームでしょう」
スーパーマリオブラザーズは、地面に着地せずに連続で敵を踏みつけることで、最終的にエクステンドライフを手にすることができるシステムがあります。
この特性を利用してコースの終わり際に階段状の地点でノコノコを連続で踏みつけることで無限にエクステンドライフをすることが可能だったこともあります。
「無限増殖」を使った例文2
「無限増殖といって言っても、ゲーム内のライフ数に上限があるので、無限増殖を行うことができても、結果的にはライフ数は有限なってしまいます」
一般的にゲームのライフ数の上限数は、大抵99、999などとなっているので、普通のプレイと比べてみると、ゲームオーバーにはなりづらい傾向になります。
「無限増殖」の類語や類義語・言い換え
「無限増殖」を他の言葉で言い換えるとするならどのような言葉が使えるのかを見ていくことにします。
- 「無限膨張」
- 「果てしない高まり」
- 「無尽蔵に増える」
「無限膨張」
「無限膨張」とは「際限なく無限なまでに膨れ上がっていくこと」や「限りなく増え続けること」という意味があります。
「膨張」は膨れて大きくなることですが、数が増えていく場合も使うことができます。
「果てしない高まり」
「果てしない高まり」とは、「限りなくある状態のレベルが高くなっていくこと」や「終わることがないくらいに規模が大きくなっていくこと」という意味で解釈することができるでしょう。
「無尽蔵に増える」
「無尽蔵に増える」とは「上限がないくらいに増える」という意味で使われる言葉です。
「無尽蔵」は「尽きることがない蔵」ということになりますが、まさに無限と言える領域まで、物事の規模や数が膨れ上がることを言ってきます。
「無限増殖」という言葉を聞くと、確かに「際限のないくらいに増えていく」という直訳ができますが、まさかゲームに関して使われていることとを知っている人は、そんなに多くはないのではないかと思います。
それだけ「無限増殖」という言葉はゲームの世界のことを的確にいい当てている感じがするのです。