「道理をわきまえる」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「道理をわきまえる」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
日常生活を送る上で、道理をわきまえておくことが非常に大切です。
ここでは「道理をわきまえる」という言い回しについて紹介します。
目次
- 「道理をわきまえる」とは?
- 「道理をわきまえる」の表現の使い方
- 「道理をわきまえる」の英語と解釈
- 「道理をわきまえる」を使った例文と意味を解釈
- 「道理をわきまえる」の類語や類義語・言い換え
「道理をわきまえる」とは?
「道理をわきまえる」というのは物事の善悪をきちんと判断できるという意味になります。
これはキリスト教の聖書においても使われている表現であり、キリスト教徒の人の会話にもよく出てくる表現です。
物事を筋道立てて考えられる、正しいものの考え方ができる、常識がわかっている、などという意味で使われ、自分の損得を優先するのではなく、周りのことを考えて行動できる、人の道に外れない言動ができる、という意味を持つのです。
道理という言葉には物事の正しい筋道、人として行うべき正しい道、という意味があります。
1-1「道理をわきまえる」の読み方
「道理をわきまえる」というのは「どうりをわきまえる」になります。
難しい読み方ではありませんので、しっかりと理解しておきましょう。
「道理をわきまえる」の表現の使い方
生きていると、様々な誘惑に駆られてしまうことがありますよね。
どうしても自分の損得を優先して行動したくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、どんな時も常識を理解できる、正しいものの考え方ができる、というのは非常に大切です。
自分の損得を考えるのではなく、他の人のこともしっかりと考えて行動するときに「道理をわきまえる」という表現が使えます。
「道理をわきまえる」の英語と解釈
「道理をわきまえる」という表現を英語にすると“rationality”や“reason”、“reasonable”になります。
「彼は道理をわきまえている」ということであれば“He is a reasonable person.”と表現できます。
「道理をわきまえる」を使った例文と意味を解釈
ここでは「道理をわきまえる」という表現の例文を紹介します。
- 「道理をわきまえる」を使った例文1
- 「道理をわきまえる」を使った例文2
「道理をわきまえる」を使った例文1
「彼女はどんな時も道理をわきまえた行動ができる」
常識に基づいた行動をする、などという事は当たり前のように聞こえるかもしれません。
しかし、実際は誘惑に負けてしまい、どうしても自分の損得を優先した決断をしてしまう、ということもあるのではないでしょうか。
他の人のことも考え、人の道に外れない考え方ができるというのは非常に重要です。
「道理をわきまえる」を使った例文2
「小さい頃から道理をわきまえた言動を学ばなければいけません」
「道理をわきまえる」というのはいきなり習得できるものではありません。
小さな頃からしっかりと学び、身に付けていく必要がある技術になります。
そのためには、子供が小さい時から「道理をわきまえる」ことについてしっかりと教えていく必要があるのです。
「道理をわきまえる」の類語や類義語・言い換え
ここではで類義語を紹介します。
- 「道徳が身に付いている」【どうとくがみについている】
- 「分別がある」【ぶんべつがある】
- 「常識がある」【じょうしきがある】
「道徳が身に付いている」【どうとくがみについている】
道徳が身に付いているという事は、道徳的判断力や態度が身に付いているということになります。
道徳というのは社会生活を営む上で誰もが守るべき基準と考えられており、良心に従って生活するときの基準が道徳になります。
近年では小学校で道徳を勉強することも多いですね。
「分別がある」【ぶんべつがある】
分別がある、というのは全訳の判断や物事の判断ができる、という意味です。
価値を正しく判断できる力を分別があると表現できます。
「常識がある」【じょうしきがある】
常識がある、というのは純真で的確な判断を示す良識がある、という意味です。
自分のプライドや損得などに左右されず、人の光に沿った考え方ができるときに常識があると表現します。
「道理をわきまえる」ことが非常に大切です。
周りの意見や自分の損得に左右されず、常識を持った考え方ができるようになりたいですね。