「講義を受ける」とは？意味や類語！例文や表現の使い方

「講義を受ける」とは?

講義を受けるは、「講義」と呼ばれる専門的な話を聞いて、自分の実にすることです。

教育機関で教師や講師から授業を受けることに対して使うことが多い言葉で、大学では「授業」より、この「講義」と使うのが一般的です。

特別ゲストによる講演会のような、話題が多岐に渡る場合には使わない言葉で、その分野に関して自分より詳しい人から専門的な内容の話を聞くことだと考えてください。

• 「講義を受ける」の読み方

「講義を受ける」の読み方

「講義を受ける」は、「こうぎをうける」と読んでください。

特に難しい漢字や読み方はしないので、問題なくそのまま読めるでしょう。

教師などから授業を受けることの言い換え表現として使える言葉ですが、高校まではあまり使わない言葉です。

先のように、大学で授業を受ける時に使うことが多く、その他には学習塾(予備校などの私塾)でも使われることができます。

「講義を受ける」の表現の使い方

講義を受けるという表現は、元はキリスト教で、聖書についての教えをその為の研究会などで受けることに対して使っていた言葉です。

現在でもそのような使い方もされますが、普通は「講義を受ける」と言えば、大学の授業のことだと捉えるのが一般的です。

尚、キリスト教では聖職者に当たる神父(カトリック)や牧師(プロテスタント)から教えを受けることが同教徒としての主な活動になりますが、定例の集会(カトリックではミサ、プロテスタントでは礼拝と呼びます)では、「説教を受ける」と表現します。

「講義」は、それ以外の希望者のみの集まりの中で聖職者から教えを受けることだと解釈してください。

「講義を受ける」の英語と解釈

講義を受けると英語で表現すると、“receive a lecture”となります。

この形は少々堅くなりますが、前述のキリスト教の教えに対しても使える表現です。

大学や予備校などの授業に使うなら、少し表現を軽くした“take a lecture”がいいでしょう。

“take a math lecture”とすると、「数学の講義を受ける」となります。

英語なら、“take an English lecture”となります。

「講義を受ける」を使った例文と意味を解釈

講義を受けるを使った例文と、その意味の解釈です。

大学やキリスト教で使っている例になります。

• 「講義を受ける」を使った例文1
• 「講義を受ける」を使った例文2

「講義を受ける」を使った例文1

「午後からフランス語の講義を受ける予定だ」

大学によっては英語以外の外国語を選択し、その講義を受けることができる場合があります。

実用性を考えた中国語や韓国語が人気だと言われていますが、専門性の高いドイツ語やフランス語は学び、そちら方面の研究に進むような人も少なくありません。

「講義を受ける」を使った例文2

「次の研究会では、ルカの福音書についての講義を受ける」

キリスト教で使われる経典の「聖書」には、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネという4つの福音書が含まれています。

これらにイエス・キリストの誕生から死去、そして復活までが記されており、カトリック、プロテスタントといった教派を問わず、同教においてとても大切になる部分です。

「講義を受ける」の類語や類義語・言い換え

講義を受けると同じ意味で使える表現です。

「授業」や「教え」を受けるとしても、もちろん言い換えになりますが、それ以外のものです。

これも意味は同じですが、「講義を受ける」より堅くなる為、相手がとても偉い教授などの場合以外には使わない表現です。

• 「教示を受ける」【きょうじをうける】

「教示を受ける」【きょうじをうける】

「教示」は、教え示されることを指します。

その分野の専門家より、一方的に示されるという意味になる為、大学で教授などから「講義を受ける」ことに使えますが、その中でも立場がかなり高い人からの場合に使うといいでしょう。