「またぞろ」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「またぞろ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「またぞろ」という言葉を使った例文や、「またぞろ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「またぞろ」とは?
- 「またぞろ」の類語や類似表現や似た言葉
- 「またぞろ」を使った例文や短文など
「またぞろ」とは?
みなさんは「またぞろ」という言葉を知っているでしょうか。
ビジネスシーンで、遅刻の常習者を見て、「またぞろ、遅刻してきた」などと感じたことがあるかもしれません。
一方で、「またぞろ」という言葉を、今回初めて目にした人もいるでしょう。
そこで「またぞろ」という言葉の意味を紹介します。
- 「またぞろ」の漢字
- 「またぞろ」の意味
「またぞろ」の漢字
「またぞろ」という言葉は、感じで表記できます。
「またぞろ」は漢字にすると「又候」になります。
語源は「又(また)候(そうろう)」です。
知っておくと、みんなに自慢できるような言葉かもしれません。
「またぞろ」の意味
「またぞろ」には、どのような意味があるでしょうか。
「またぞろ」には、「またもや」「またしても」という意味があります。
「またぞろ遅刻した」という言葉には、「またしても遅刻した」という意味があります。
懲りずに何度も遅刻して……などと、あきれた気持ちや、おかしみの意味も含まれています。
このように「またぞろ」には、「またしても」「またもや」という意味があります。
「またぞろ」の類語や類似表現や似た言葉
次に「またぞろ」の類語や類似表現を紹介します。
「またぞろ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「さらに」【さらに】
- 「重ねて」【かさねて】
- 「再び」ふたたび】
「さらに」【さらに】
「さらに」には、「同じことが重なる、または加わる様子」という意味があります。
バンズの上にパティを重ね、「さらに」パティを重ねる」などという使い方をします。
「重ねて」【かさねて】
「重ねて」には「同じ行為や、事態を、同じように繰り返すこと」という意味があります。
例えば、「重ねてお詫びします」という言い回しがありますが、「もう一度、同じようにお詫びさせてください」という意味があります。
「再び」ふたたび】
「再び」には、「同じ動作や状態を繰り返すこと」という意味があります。
「再びあやまちを犯す」という場合は、おあやまちを同じように繰り返すという意味があります。
「またぞろ」を使った例文や短文など
続いて「またぞろ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「またぞろ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「またぞろ」を使った例文1
- 「またぞろ」を使った例文2
「またぞろ」を使った例文1
「道を歩いていたら、『またぞろ』同じくぼみに足を取られて、転んでしまった」
この例文は、道を歩いていたら、くぼみに足を取られて転んでしまったということが、二度起きてしまったという状況を文章にしたものです。
またしても、転んでしまったという、あきらめに似た気持ちや、自分に対するおかしみを感じている様子が伝わってきます。
あまりシリアスに転んだことを捉えておらず、冗談を話しているように、転んだことを振り返っています。
「またぞろ」を使った例文2
「次のプレゼンでは、『またぞろ』失敗しないようにしたい」
この例文は、前回のプレゼンで失敗してしまった人が、次のプレゼンに向けて気合を入れている心の中を文章にしたものです。
「また同じように、失敗したくない」という気持ちが「またぞろ」という言葉にこもっています。
前回の失敗を活かせば、次回はきっと上手にプレゼンができるでしょう。
「またぞろ」という言葉について見てきました。
「またぞろ」はあまり使い慣れない言葉だと思いますが、意味は「またもや」「またしても」と単純です。
そこで次回、「またもや」という場面に出会った時は、「またぞろ」という言葉を使ってみましょう。