「紙面」とは?意味や使い方!例文や解釈
「紙面」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「紙面」という言葉を使った例文や、「紙面」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「紙面」とは?
- 「紙面」の英語
- 「紙面」の類語や類似表現や似た言葉
- 「紙面」を使った例文や短文など
- 「紙面」を使った言葉と解釈
「紙面」とは?
みなさんは「紙面」という言葉を知っているでしょうか。
「芸能人の結婚が紙面を飾る」などという文章を見たことがあるかもしれません。
一方で、「紙面」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「紙面」という言葉の意味を紹介します。
- 「紙面」の読み方
- 「紙面」の意味
「紙面」の読み方
「紙面」は「しめん」と読みます。
「かみめん」などと読み間違えないように気を付けましょう。
これを機会に「紙面」は「しめん」と読みましょう。
「紙面」の意味
「紙面」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「紙面」には「文字が印刷してある紙の面」という意味があります。
特に「新聞の紙上」という意味があります。
そのため、「紙面」といえば、新聞、雑誌、チラシ、資料など、活字が印刷されている媒体の紙の上という意味があります。
例えば、芸能人の結婚のニュースが紙面を飾るという時は、芸能人が結婚したという記事が新聞や雑誌などの、紙媒体に掲載されるという意味になります。
このように「紙面」には、「文字が印刷してある紙の面」「新聞の紙の上」という意味があります。
「紙面」の英語
「紙面」という言葉を、英語に変換すると、どのような言葉になるでしょうか。
「紙面」は英語で、“space(スペース)”になります。
“space”には、「空間」や「紙面」という意味があります。
「紙面」を英語にする機会があった時は、“space”という英語を使ってみましょう。
「紙面」の類語や類似表現や似た言葉
次に「紙面」の類語や類似表現を紹介します。
「紙面」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「紙上」【しじょう】
- 「図上」【ずじょう】
- 「画面」【がめん】
「紙上」【しじょう】
「紙上」には、「広げた紙の上」という意味があります。
また「新聞の紙面」という意味があります。
政治家などが質問に対して、新聞の紙面に意見を掲載させると答える時は、「紙上でお答えします」と言います。
「図上」【ずじょう】
「図上」には、「図面や地図の上」という意味があります。
「図上の作戦」という場合は、地図や図面などの上で作戦を立てるという意味があります。
「画面」【がめん】
「画面」には、「絵の表面」「テレビの映像が映る面」という意味があります。
例えば「テレビの画面が暗い」という場合は、テレビの映像が映る面に光が足らずに暗いという意味があります。
「紙面」を使った例文や短文など
続いて「紙面」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「紙面」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「紙面」を使った例文1
- 「紙面」を使った例文2
「紙面」を使った例文1
「グラビアアイドルが登場すると、雑誌の『紙面』が華やかになる」
この例文のような思いを持ったことがある人もいるでしょう。
男性向けの雑誌には、水着姿のグラビアアイドルの写真が掲載されることがあります。
活字だけの雑誌に比べて、グラビアアイドルの写真があるだけで、「紙面」が華やかになります。
またグラビアアイドルに限らず、雑誌などの紙媒体に女性の写真が掲載されると、賑やかな雰囲気になります。
記事の内容を読まなくても、眺めるだけで楽しい気持ちになるかもしれません。
「紙面」を使った例文2
「限られた『紙面』を有効活用する」
この例文は、本や雑誌などを作っている、制作サイドの人が思うことかもしれません。
ネットのサイトなどと違い、紙媒体の本や雑誌には、「紙面」の限りがあります。
そのため、どのように有効活用するか、頭を悩ませるところでしょう。
写真を大きく使いたい、記事を充実させたいなど、様々な思いの末、充実した「紙面」が登場するのではないでしょうか。
「紙面」を使った言葉と解釈
「紙面」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「紙面」を使った言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「紙面を飾る」【しめんをかざる】
- 「紙面を割く」【しめんをさく】
- 「紙面の都合」【しめんのつごう】
- 「紙面が許すならば」【しめんがゆるすならば】
「紙面を飾る」【しめんをかざる】
「紙面を飾る」という言葉はよく使われます。
「飾る」には、「人目に付くよう、工夫して置きならべる」という意味があります。
また「装飾する」「美しく見せる」という意味があります。
そのため「紙面を飾る」という言葉を使う時は、記事の内容や写真が、人目に付く、または「紙面」を美しく見せるという意味があります。
そのため、世間のみんなが興味を持っているような記事や、人気者の写真などは「紙面を飾る」と言われます。
「紙面を割く」【しめんをさく】
「紙面を割く」という言葉には、「紙面にやりくりをつけて、使う」という意味があります。
限りのある「紙面」をどうにかやりくりして、余ったスペースに記事を掲載したり、写真を掲載する時に、「記事に紙面を割く」「写真に紙面を割く」と言います。
同じような使い方をする言葉には「時間を割く」があります。
余裕のない時間をどうにかやりくりして、何かをする時間を作る時、「時間を割く」と言います。
「紙面の都合」【しめんのつごう】
「紙面の都合」の「都合」には、「何かをする時に、他の物事に影響を及ぼすような事情」という意味があります。
例えば、「個人的な都合で、今回は遠慮します」という場合は、参加できないような事情があり、イベントなどへの参加を見合わせるという意味があります。
「紙面の都合」も同様で、何かしらの「紙面」の他の事情という意味があり、「紙面の都合により、この記事は掲載できない」などという文章になります。
「紙面が許すならば」【しめんがゆるすならば】
「紙面が許すならば」という言葉があります。
「紙面が許すならば」には、「もし紙面にもう少し余裕があれば」「もし紙面に掲載するスペースが残っていれば」などの意味があります。
例えば、「紙面が許すならば、この記事を掲載したい」という場合は、「もし、この記事を掲載するスペースを見つけられれば、掲載しようと思う」という意味があります。
逆に言えば、スペースがみつからなければ、記事を掲載しないということになります。
「紙面」という言葉について見てきました。
新聞の紙上、紙媒体の活字が印刷されている紙の面を、他の言葉にしたいと思った時に、「紙面」という言葉を使って見ましょう。