「縁もゆかりもない」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「縁もゆかりもない」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「縁もゆかりもない」という言葉を使った例文や、「縁もゆかりもない」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「縁もゆかりもない」とは?
- 「縁もゆかりもない」を使った例文や短文など
- 「縁もゆかりもない」の類語や類似表現や似た言葉
「縁もゆかりもない」とは?
「縁もゆかりもない」という言葉を知っているでしょうか。
「あの人誰?」と聞かれて、「縁もゆかりもない人」と答えた経験があるかもしれません。
一方で、「縁もゆかりもない」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「縁もゆかりもない」という言葉の意味を紹介します。
- 「縁もゆかりもない」の読み方
- 「縁もゆかりもない」の意味
「縁もゆかりもない」の読み方
「縁もゆかりもない」は「えんもゆかりもない」と読みます。
「縁」は「えん」と読み、「みどり」などと読み間違えないようにしましょう。
これを機会に「縁もゆかりもない」は「えんもゆかりもない」と読みましょう。
「縁もゆかりもない」の意味
「縁もゆかりもない」という言葉の意味を紹介します。
「縁」には「自然にそのような関係になる巡り合わせ」や「関係を作るきっかけ」などの意味があります。
さらに「ゆかり」には、「人や物同士のつながり」という意味があります。
このように似た意味がある「縁」と「ゆかり」を重ねて、さらに否定したのが、「縁もゆかりもない」になります。
そのため「縁もゆかりもない」には「自分とは何の関係もつながりもない人のこと」という意味があります。
「縁もゆかりもない」を使った例文や短文など
「縁もゆかりもない」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「縁もゆかりもない」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「縁もゆかりもない」を使った例文1
- 「縁もゆかりもない」を使った例文2
「縁もゆかりもない」を使った例文1
「彼女とは『縁もゆかりもない』から、変な詮索をしないでほしい」
この例文は、彼女に浮気を疑われた男性が、浮気を否定している文章です。
疑われている女性とは、まるで関係ないということを強調するため、「縁もゆかりもない」という言葉を使っています。
「知り合い」とか、「前に少し会ったことがある」などと言うと、彼女に厳しい追及を受けそうですが、「縁もゆかりもない」と断言すれば、誤解が解けるかもしれません。
「縁もゆかりもない」を使った例文2
「『縁もゆかりもない』二人が出会う場所」
この例文のように、まるで関係のなかった二人が出会う場所があります。
例えば、婚活の会場など、婚活関係のイベントがそうかもしれません。
スマホなどを持っているだけで、全く関係のない人たちと出会うきっかけを作れるのは、昔から考えれば画期的なことと言えるかもしれません。
「縁もゆかりもない」の類語や類似表現や似た言葉
「縁もゆかりもない」の類語や類似表現を紹介します。
「縁もゆかりもない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「赤の他人」【あかのたにん】
- 「無関係」【むかんけい】
「赤の他人」【あかのたにん】
「赤の他人」には、「自分とは全く関係のない人」という意味があり、「縁もゆかりもない」とよく似た意味があります。
なぜ「赤」なのかと言えば、赤には言葉を強調させる働きがあるためです。
「他人」に強調させる「赤」を付けることで、「他人」を強調した、「全く関係のない人」という意味になります。
「無関係」【むかんけい】
「無関係」には「全く関係がない」「関わりがない」という意味があります。
「本筋とは無関係」「私とは無関係」という使い方をします。
本当は少しは関係があるかもしれませんが、関係がないことを強調するために、あえて「無関係」ということがもあります。
「縁もゆかりもない」という言葉について見てきました。
自分とはまるで関係のない人だということを、誰かに説明したい時などに、「縁もゆかりもない」という言葉を使ってみましょう。