「対抗心」とは?意味や使い方!例文や解釈
「対抗心」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「対抗心」という言葉を使った例文や、「対抗心」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「対抗心」とは?
- 「対抗心」を使った例文や短文など
- 「対抗心」の類語や類似表現や似た言葉
- 「対抗心」を持つ人の特徴
「対抗心」とは?
「対抗心」という言葉を知っているでしょうか。
「敵チームに対抗心を持った」という経験があるかもしれません。
一方で、「対抗心」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「対抗心」という言葉の意味を紹介します。
- 「対抗心」の読み方
- 「対抗心」の意味
「対抗心」の読み方
「対抗心」という言葉の読み方を紹介します。
「対抗心」は「たいこうしん」と読みます。
「対抗」は「たいこう」、「心」は「しん」と読みます。
これを機会に「対抗心」は「たいこうしん」と読みましょう。
「対抗心」の意味
「対抗心」という言葉の意味を紹介します。
「対抗心」には、「負けないように張り合おうと思う気持ち」という意味があります。
また「相手に対して、強く反対する態度」という意味があります。
例えば「敵チームに対抗心を持つ」という文章には、「敵チームに対して、負けないように張り合う気持ちを持つ」という意味があります。
ビジネスシーンでも、ライバル社員に対して「対抗心」を持つことがあるでしょう。
「こいつにだけは負けない」と張り合う気持ちを持つ時に、「対抗心」という言葉を使います。
このように「対抗心」には、「負けないように張り合おうと思う気持ち」という意味があります。
「対抗心」を使った例文や短文など
次に「対抗心」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「対抗心」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「対抗心」を使った例文1
- 「対抗心」を使った例文2
「対抗心」を使った例文1
「恋のライバルに『対抗心』を燃やす」
この例文のように、片想いをしている男性や女性を、一緒に争っている恋のライバルに対して、「対抗心」を持ったことがあるかもしれません。
彼女や彼氏に振り向いてもらいたい、好きになってもらいたいと思う気持ちよりも、ライバルに負けたくないという気持ちが強い人もいるかもしれません。
ライバルが好きになった異性を、後から好きになるような、ライバル関係を恋に持ち込むタイプの人は、「対抗心」がとても強い人と言えるでしょう。
「対抗心」を使った例文2
「Aさんは『対抗心』が強いため、少し面倒に感じる」
この例文に登場するAさんのように、「対抗心」が強いタイプの人がいます。
誰に対しても、負けまいと張り合う気持ちを持つ人は、周囲の人からすると、やや面倒に感じる人かもしれません。
勝負をしたり、競い合うことは、疲れることでもあります。
勝手に張り合われて、結果的に競い合うような状態に持って行く人が近くにいると、疲れやすいと感じるようになるかもしれません。
誰に対しても「対抗心」を持つ人は、少しその気持ちを抑えてみてはいかがでしょうか。
「対抗心」の類語や類似表現や似た言葉
「対抗心」の類語や類似表現を紹介します。
「対抗心」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「ライバル意識」【らいばるいしき】
- 「反抗心」【はんこうしん】
- 「負けん気」【まけんき】
「ライバル意識」【らいばるいしき】
「ライバル意識」には、「相手に対して負けまいと強く思う心や態度」という意味があります。
例えば同じ会社に同時に入った社員に対しては、「負けたくない」と思うかもしれません。
そのような気持ちが強くなった時、「ライバル意識」と呼びます。
「反抗心」【はんこうしん】
「反抗心」という言葉があります。
「反抗心」には、「ある事柄に対して、受け入れがたい気持ちを持つ」という意味があります。
例えば先生に対して「反抗心」を持つ時、先生が押し付けてくるルールや意見を受け入れがたい気持ちを持っているのかもしれません。
「負けん気」【まけんき】
「負けん気」には、「相手に対して、負けたくないと強く思う心」「決して負けまいと思う気持ち」などの意味があります。
「負けん気が強い」人は、一度負けたとしても、何度でも勝つまで挑戦するようなタイプの人です。
「対抗心」を持つ人の特徴
最後に「対抗心」を持つ人の特徴を紹介します。
誰に対しても「対抗心」を持つ人には、どのような特徴があるでしょうか。
- 「プライドが高い」【ぷらいどがたかい】
- 「自信がある」【じしんがある】
- 「本当の自信がない」【ほんとうのじしんがない】
「プライドが高い」【ぷらいどがたかい】
「対抗心」をすぐに見せる人の中には、「プライドが高い」人がいます。
自分のプライドを維持するためには、誰かに勝つことがいちばんの近道のため、勝てそうな相手をみつけては、勝負を仕掛けて、勝ってプライドを満たそうとします。
周囲の人からすると、かなり迷惑な人かもしれません。
「自信がある」【じしんがある】
自分に「自信がある」タイプの人がいます。
特に根拠はないのに、「自分がこの世でいちばん優れている」と思っているような人です。
客観的に見れば、それほどカッコいい男性ではないのに、モデルのような容姿の男性に勝てるか思い、「対抗心」を燃やします。
周囲の人から見れば、かなり滑稽に感じる場面ですが、本人はいたって真剣です。
子供時代はこのような根拠のない自信を持っている人が多く、そのことはプラスに働くこともあります。
しかし、大人になっても同じような気持ちを持っている人は、プライドが高い人と同様に面倒な存在になるかもしれません。
「本当の自信がない」【ほんとうのじしんがない】
「自信がある」人とは、逆に、「本当の自信がない」人が、やたらと「対抗心」を見せるケースがあります。
本当に自信がある人で、落ち着いたタイプの人は、人に「対抗心」を持ちません。
自分一人でも自信を保てるため、誰かに関わり合う必要がないためです。
しかし自信がない人は、誰かに勝負を挑み勝つことで、心を保ちます。
そのため、小さな部分でもいいので、誰かを見る時は、自分が勝てる部分を探します。
例えば背が高い人は、自分より背の低い人を見て、「私の方が勝っている」と思い、ホッとします。
このように本当の自信がないため、他の人に「対抗心」を燃やすタイプの人もいます。
「対抗心」という言葉について見てきました。
相手に対して負けたくないと強く思ったり、つい張り合おうとしてしまうタイプの人は、「対抗心」が強い人かもしれません。
周囲の人に嫌がられないよう、「対抗心」を強く出さないよう、注意してみてはいかがでしょうか。