「悪天候」とは?意味や使い方!例文や解釈
「悪天候」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「悪天候」という言葉を使った例文や、「悪天候」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「悪天候」とは?
- 「悪天候」を使った例文や短文など
- 「悪天候」の類語や類似表現や似た言葉
- 「悪天候」の反対語
「悪天候」とは?
「悪天候」という言葉を知っているでしょうか。
「悪天候が心配だから、旅行は中止しよう」などと最近言ったことがあるかもしれません。
一方で、「悪天候」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「悪天候」という言葉の意味を紹介します。
- 「悪天候」の読み方
- 「悪天候」の意味
「悪天候」の読み方
「悪天候」は「あくてんこう」と読みます。
「悪天候」はまた、「悪天(あくてん)」と短く言うこともあります。
このように「悪天候」は「あくてんこう」と読み、「悪天」と表記することがあると知っておきましょう。
「悪天候」の意味
「悪天候」にはどのような意味があるでしょうか。
「悪天候」には、「天候が悪い」「悪い天候」という意味があります。
「天候」には、「晴雨など、空の状態」という意味があります。
そのため「悪天候」には「空の状態が悪い」という意味もあります。
「悪天候が心配だから、旅行は中止しよう」という場合は、「空の状態が悪くなりそうだから、旅行を中止しよう」という意味があります。
具体的には、大雨が降ったり、台風が来たり、雷雨が降るなどの悪い天候が予想されます。
このように「悪天候」には、「天候が悪い」「空の状態が悪い」という意味があります。
「悪天候」を使った例文や短文など
続いて「悪天候」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「悪天候」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「悪天候」を使った例文1
- 「悪天候」を使った例文2
「悪天候」を使った例文1
「『悪天候』も予想されるため、注意しながら山歩きをしましょう」
この例文のように、山の天気は変わりやすく、悪い天候になる可能性もあります。
山歩きをする時は、「悪天候」に備えて、万全の準備が必要です。
雨具はもちろん、非常食やライトなどを持って、山歩きをしましょう。
「悪天候」を使った例文2
「『悪天候』の方が、気合が入る」
スポーツなどをしている人の中に、この例文と同じ考えの人がいるかもしれません。
天気が悪い方が、走っていて楽しい、練習していて楽しいと思える人がいます。
雨の中、グランドを走っていると、一生懸命頑張っているという実感がわいて楽しいタイプの人です。
また天気がいい日は、外出を控えるのに、雨が降ると積極的に外に出る人もいます。
「雨男」や「雨女」と呼ばれる人は、こちらのタイプかもしれません。
「悪天候」の類語や類似表現や似た言葉
次に「悪天候」の類語や類似表現を紹介します。
「悪天候」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「暴雨」【ぼうう】
- 「涙雨」【なみだあめ】
- 「遣らずの雨」【やらずのあめ】
- 「土砂降り」【どしゃぶり】
- 「吹雪く」【ふぶく】
「暴雨」【ぼうう】
「暴雨」には、「酷く降る雨」といういみがあります。
「暴雨に注意しましょう」という場合は、酷く雨が降るため、災害などに注意しましょうという意味があります。
「涙雨」【なみだあめ】
「涙雨」という言葉があります。
「涙雨」には、「ほんの少しだけ振る雨」という意味があります。
さらに「涙雨」には、誰かの深い悲しみの涙が、雨になったと思われる時に使います。
例えば、片想いの女性に告白して振られた男性が、帰り道に雨に打たれる時、自分の哀しい気持ちが振らせた涙のような雨だと感じる時、「俺の涙雨だ」などと言います。
「遣らずの雨」【やらずのあめ】
「遣らずの雨」は「まるで恋人を帰さないためかと思われる様に降る雨」という意味があります。
例えば、恋人が部屋に遊びに来ていて、帰る時間に外を見ると、大雨が降っているということがあります。
まるで恋人を部屋から帰さないように、雨が降っているように感じるため、「遣らずの雨」と言います。
「土砂降り」【どしゃぶり】
「土砂降り」は「どしゃぶり」と読みます。
「土砂降り」には、「雨がとても激しく降ること」という意味があります。
雨が強すぎて、外に出られないような時や、急に雨が降り出して急いでお店などに避難するようなことがあります。
その時に降る、とても強い雨を」「土砂降り」と言います。
「吹雪く」【ふぶく】
「吹雪く」は「ふぶく」と読みます。
「吹雪く」には、「強風に吹かれて、雪が舞うように激しく降る」という意味があります。
風が強く吹いていて、さらに雪が激しく降っている様子を「吹雪く」と言います。
「悪天候」の反対語
「悪天候」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「好天」【こうてん】
- 「上天気」【うわてんき】
- 「快晴」【かいせい】
- 「日本晴れ」【にほんばれ】
- 「晴れあがる」【はれあがる】
- 「晴れ渡る」【はれわたる】
「好天」【こうてん】
「好天」には、「天候が良い」「空の状態が良い」という意味があります。
運動会の日に晴れ渡ると、「好天に恵まれた」などと言いますが、「天候が良いという、幸運に恵まれた」という意味があります。
「悪天候」の反対の意味を持つ言葉になります。
「上天気」【うわてんき】
「上天気」には、「良い天気」という意味があります。
「すこぶる上天気」という場合は、「とても良い天気」という意味になります。
「快晴」【かいせい】
「快晴」には、「気持ち良く晴れた天気」という意味があります。
雲一つなく晴れた日は、散歩をすると、とても気持ちが良いものです。
このような鼻歌が出てくるような気持ち良く晴れた天気を、「快晴」と言います。
「日本晴れ」【にほんばれ】
「日本晴れ」には、「雲一つない空」「晴れた空」という意味があります。
「今日は日本晴れだし、一緒に散歩に行こう」などという使い方をします。
「晴れあがる」【はれあがる】
「晴れあがる」には、「雲一つなくきれいに晴れる」という意味があります。
「さっきまで雨が降っていたのに、晴れあがるとは、信じられない」という場合は、さっきまで雨雲が垂れこみ、雨すら降っていたのに、今は雲一つないほどきれいに晴れているとは、にわかには信じられない」という意味があります。
「晴れ渡る」【はれわたる】
「晴れ渡る」には、「見渡す限り、隅々まで晴れる」という意味があります。
山の上から空を見た時に、雲一つなく見渡す限り晴れている時、「晴れ渡る」と表現できます。
「悪天候」という言葉について見てきました。
空を見上げて、あまり良くない天気だなと感じた時、「悪天候」という言葉を使ってみましょう。