「土砂降り」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「土砂降り」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「土砂降り」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「土砂降り」とは?
- 「土砂降り」の語源や由来
- 「土砂降り」の表現の使い方
- 「土砂降り」を使った例文と意味を解釈
- 「土砂降り」の類語や類義語・言い換え
「土砂降り」とは?
「土砂降り」とは雨が勢いよく激しく降ることを言います。
- 「土砂降り」の読み方
「土砂降り」の読み方
「土砂降り」と書いて「どしゃぶり」と読みます。
「土砂降り」の語源や由来
「土砂降り」とは雨が激しく降ることを言います。
「土砂」とは土と砂、どさとも言います。
また特別な霊力を持った砂との意味もあります。
諸説ありますが「土砂降り」とはただ字を当てている、もしくは土も砂も流してしまうほどの激しい雨などとあります。
「土砂降り」の表現の使い方
「土砂降り」とは勢いよく激しい雨が降る時に使う言葉です。
少しの雨ならば使いません。
雨は「しとしと降る」「ざあざあ降る」などと言い表し方も色々あります。
そのような中で「土砂降り」というのは勢いがよく、激しい雨と覚えておくといいでしょう。
「遠足なのに土砂降りの雨になってしまうなんて残念過ぎる」「土砂降りの雨で、すっかり濡れネズミだよ」などと使います。
「土砂降り」を使った例文と意味を解釈
それでは「土砂降り」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「土砂降り」を使った例文1
- 「土砂降り」を使った例文2
「土砂降り」を使った例文1
「昨日の土砂降りのせいで雨漏りしたよ」
土砂降りとは普通の雨ではなく、勢いよく激しい雨のことです。
そのような雨に打たれますと痛かったりもします。
そして古い建物の場合、天井から雨漏りしたり、窓の隙間から雨が部屋に降り込むこともあります。
「土砂降り」を使った例文2
「昼から急に土砂降りに変わったなあ」
静かな雨から激しい雨まで色々な降り方がありますが、朝は小雨だったのに昼から急に大雨になるといった場合などは「土砂降りに変わった」などと言い表します。
「土砂降り」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「土砂降り」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「大雨」【おおあめ】
- 「豪雨」【ごうう】
- 「ざあざあ降り」【ざあざあぶり】
- 「長雨」【ながあめ】
「大雨」【おおあめ】
「大雨」とはある時間激しく多量に雨が降ることを言います。
「大雨注意報が出た」「大雨になる予報なので早目に帰っておいで」「大雨のせいで床下まで水がきた」などと言います。
「豪雨」【ごうう】
「豪雨」とは激しく多量に降る雨のことで、大雨と同じ意味です。
「集中豪雨の影響」「豪雨予報」などと使います。
「ざあざあ降り」【ざあざあぶり】
「ざあざあ降り」の「ざあざあ」とは副詞で雨が激しく降る音、水が激しく流れる音を表す言葉です。
そのような雨の降り方ということで「ざあざあ降り」と言うのですが「土砂降り」「豪雨」といった言葉よりも案外的確でわかりやすかったりします。
「ここ数日ずっとざあざあ降りで困るわ」「ざあざあ降りだからお外では遊べないよ」などと使います。
小さい子には「豪雨」「土砂降り」よりも「ざあざあ降り」の方が理解しやすいのではないでしょうか。
「長雨」【ながあめ】
「土砂降り」とは意味合いが違っているのですが、似た意味合いと言えば「長雨」があります。
「長雨」とは何日も降り続く雨という意味になります。
特に勢いが激しいといった意味合いは含んではいませんが「長雨」が続きますのも、川の水が増えたりと危険はあります。
「長雨で洗濯ものが乾かないで困る」「この長雨はあとどれぐらいで止むのかしら」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「土砂降り」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「土砂降り」とは勢いよく激しい雨、ざあざあと降る雨と覚えておきますといいでしょう。
それでは言葉の意味を正しく理解して使ってください。