「香り立つ」とは？意味や類語！

「香り立つ」とは?

みなさんは「香り立つ」という言葉を知っているでしょうか。

庭先の花の匂いを嗅ぎながら、「花の匂いが香り立つな」と感じた人がいるかもしれません。

一方で、「香り立つ」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。

そこで「香り立つ」という言葉の意味を紹介します。

• 「香り立つ」の読み方
• 「香り立つ」の意味

「香り立つ」の読み方

「香り立つ」は「かおりたつ」と読みます。

特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

これを機会に、「香り立つ」は「かおりたつ」と読みましょう。

「香り立つ」の意味

「香り立つ」という言葉の意味を紹介します。

「香り立つ」には、「良い香りが漂う様子」という意味があります。

花の匂いが「香り立つ」という時は、花々から良い香りが漂うという意味になります。

また料理をしている時に、にんにくの香り、しょうゆを煮た香りなどが、立ち上がっている時にも、「香り立つ」という言葉を使えます。

また「香り立つ」には、「色香が立ち上がる」という意味もあります。

「色香」には、「女性の艶やかな顔や姿」「女性の色気」という意味があります。

美しい女性の色気が漂う時、「Aさんから色気が香り立つようだ」などと言います。

「香り立つ」を使った例文や短文など

次に「香り立つ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「香り立つ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「香り立つ」を使った例文1
• 「香り立つ」を使った例文2

「香り立つ」を使った例文1

「料理中の台所から、『香り立つ』カレーのスパイス」

この例文は、カレーを作っている台所から、スパイスの香りが漂っている様子を文章にしたものです。

スパイスを使った本格的なカレーを作ると、複雑で刺激的な香りがします。

「香り立つスパイス」という表現だけで、そのようなカレーが作っているのか想像できます。

「香り立つ」を使った例文2

「彼女の体から、『香り立つ』魅力」

この例文のように、色香が立ち上るような、魅力的でセクシーな女性に対しても、「香り立つ」という言葉を使います。

特別にセクシーな服装やポーズをしなくても、全身から色香が漂っているような魅惑の女性がいます。

このような女性からは、男性を誘惑する何かしらの物質がわき出ているのかもしれません。

「香り立つ」の類語や類似表現や似た言葉

最後に「香り立つ」の類語や類似表現を紹介します。

「香り立つ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「香ばしい」【こうばしい】
• 「香しい」【かぐわしい】

「香ばしい」【こうばしい】

「香ばしい」は、「ほんのりと焦がしたような香りがすること」という意味があります。

例えば、フライパンに醤油を垂らすと、こげた良いにおいがします。

あのような香りが立つことを、「香ばしい」と言います。

鉄板焼きや、お好み焼きの魅力は、ソースの「香ばしい」においが大きな要因になっているのではないでしょうか。

「香しい」【かぐわしい】

「香しい」には、「良い香りが上品に匂う様子」を言います。

例えば香水からは、良い香りが上品ににおうため、「香しい香りが、香水からする」などという文章を作れます。

またバラの花のように、良い香りが強い花に対して、「バラの花が香しい」と表現します。