「気持ちが錯綜する」とは?意味や類語!
「気持ちが錯綜する」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「気持ちが錯綜する」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「気持ちが錯綜する」とは?意味
- 「気持ちが錯綜する」の表現の使い方
- 「気持ちが錯綜する」の英語と解釈
- 「気持ちが錯綜する」を使った例文と意味を解釈
- 「気持ちが錯綜する」の類語や言い換え
「気持ちが錯綜する」とは?意味
「気持ちが錯綜する」とは気持ちが、事情が複雑で、入り組んでいるということで、混乱状態である、わけがわからないといったことを意味しています。
- 「気持ちが錯綜する」の読み方
「気持ちが錯綜する」の読み方
「気持ちが錯綜する」と書いて「きもちがさくそうする」と読みます。
「気持ちが錯綜する」の表現の使い方
「気持ちが錯綜する」という言葉は、気持ちが揺れる、混乱する、事情が複雑で考えているうちにわからないといった時に使います。
例えば「考えれば考えるほど、気持ちが錯綜する」「気持ちが錯綜しているのでまだ結論は出せない」といった風に使います。
「気持ちが錯綜する」の英語と解釈
「気持ちが錯綜する」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
「錯綜する」は英語では“be complicated”という単語で言い表します。
例文は“The situation is extremely complicated.”(状況がひどく錯綜している)となります。
「気持ちが錯綜する」を使った例文と意味を解釈
「気持ちが錯綜する」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、参考にしてみてください。
- 「気持ちが錯綜する」を使った例文1
- 「気持ちが錯綜する」を使った例文2
「気持ちが錯綜する」を使った例文1
「心ない意見に私の気持ちが錯綜する」
周りから好き勝手な意見を言われますと、メンタルが強い人であっても気持ちが乱れ、混乱状態になることでしょう。
「気持ちが錯綜する」を使った例文2
「気持ちが錯綜するのは、あなたが流されやすい性格だからだ」
物事が入り組み、複雑で迷ったり、混乱する、そのような状態になるのは、厳しいことを言えば自分の意志が弱いからとも言えます。
流されやすい性格の人は、人の意見に惑わされ混乱したり、迷ったりということが多くなりがちです。
「気持ちが錯綜する」の類語や言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「気持ちが錯綜する」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「複雑な気持ち」【ふくざつなきもち】
- 「気持ちがもつれる」【きもちがもつれる】
- 「葛藤」【かっとう】
「複雑な気持ち」【ふくざつなきもち】
「気持ちが錯綜する」を簡単に言い換えるならば「複雑な気持ち」という言葉になります。
「錯綜」という言葉が難しいと感じるならば簡単な意味合いに直してみるといいでしょう。
「気持ちがもつれる」【きもちがもつれる】
「気持ちがもつれる」とは感情、事情が込み入って、まとまりがなくなることを言います。
「気持ちが錯綜する」と似た言葉です。
悩む、迷うというよりは、混乱する、結果、上手くいかなくなるといった印象が強い言葉です。
「気持ちがもつれると相手のことがますますわからなくなっていった」「言い争いを繰り返すうちに、お互いの気持ちがもつれていく」という風に使います。
「葛藤」【かっとう】
「葛藤」とは心の中に、相反する欲求が起こり、どちらを選べばいいのか迷い、悩むことを言います。
「気持ちが錯綜する」と似た意味合いの言葉という解釈でいいでしょう。
また「葛藤」という言葉は人と人が譲らない、対立する、争い、もつれといった意味合いもあります。
「社内での激しい葛藤もあった」といった風に使う場合は「争い」的な意味合いだと理解してください。
いかがでしたでしょうか。
「気持ちが錯綜する」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「錯綜」という言葉は難しいかもしれませんが「情報が錯綜している」「錯綜状態にある」などと使うこともありますので、これを機会に意味をしっかり覚えておくようにしましょう。