「危害が及ぶ」とは?意味や類語!表現の使い方
「危害が及ぶ」という言葉は日常会話などでもわりと頻繁に使う機会が多いのではないでしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「危害が及ぶ」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「危害が及ぶ」とは?意味
- 「危害が及ぶ」の表現の使い方
- 「危害が及ぶ」を分解して解釈
- 「危害が及ぶ」を使った例文と意味を解釈
- 「危害が及ぶ」の類語や言い換え
「危害が及ぶ」とは?意味
「危害が及ぶ」とは生命、身体にとっての危険なことがこちらまで達するという意味になります。
- 「危害が及ぶ」の読み方
「危害が及ぶ」の読み方
「危害が及ぶ」と書いて「きがいがおよぶ」と読みます。
「危害が及ぶ」の表現の使い方
「危害が及ぶ」という言葉は、わりとよく使われるかもしれませんが、現実で考えますと非常に危険かつ迷惑な状態となっていることを言い表しています。
「危害」という言葉自体にいい意味はありませんので、ネガティブなことを話す時によく出てくる言葉です。
例えば「あの人のせいでこっちまで危害が及んだ」「これ以上の危害が及ぶならばあなたとは縁を切らせてもらう」といった感じで使います。
「危害が及ぶ」を分解して解釈
「危害が及ぶ」という言葉は「危害」と「及ぶ」という二つの言葉からできています。
それではそれぞれの意味の確認をしておきましょう。
- 「危害」
- 「及ぶ」
「危害」
「危害」とは生命、身体などを損なうような危険なことという意味を持つ言葉です。
「危害を加える」「危害を与える」などと使いますが、そのような人というのは非常に危険人物です。
「及ぶ」
「及ぶ」とは様々な意味を持つ言葉です。
例えばある動き、影響が伝わり離れた所まで達すること、次第に範囲が広がりある地点に達すること、事態が進展してそういう状態になるなどの意味があります。
「危害が及ぶ」を使った例文と意味を解釈
「危害が及ぶ」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、参考にしてみてください。
- 「危害が及ぶ」を使った例文1
- 「危害が及ぶ」を使った例文2
「危害が及ぶ」を使った例文1
「これ以上危害が及ぶのは許せない」
「危害が及ぶ」状態というのは、とても困りますし迷惑なものです。
またそれが長く続いたり、程度がひどくなると、我慢も限界で許せなくなります。
「危害が及ぶ」を使った例文2
「トラブルメーカーと付き合うとこっちまで危害が及ぶ」
自己中な人は人と上手くやっていくことができず、往々にしてトラブルを起こすものです。
そのような人と一緒にいますと、自分まで関係者となり「危害が及ぶ」状態になる危険性があります。
「危害が及ぶ」の類語や言い換え
「危害が及ぶ」の類語、似た言葉、言い換える言葉などをいくつか紹介しましょう。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「とばっちり」
- 「巻き添え」【まきぞえ】
- 「被害を受ける」【ひがいをうける】
「とばっちり」
「とばっちり」とはそばにいただけ、ちょっと関係があった為に本来受けなくてもいい災難を被ることを言います。
「とんだとばっちりだ」「とばっちりを受けて最悪だよ」といった風にわりとよく使われる言葉です。
「巻き添え」【まきぞえ】
「巻き添え」とは他人の起こした事件、悪事に巻き込まれて、損害を受けたりすることを言います。
「巻き添えを食う」「人を巻き添えにする」といった使い方をします。
「被害を受ける」【ひがいをうける】
「危害が及ぶ」を簡単に言い換えるならば「被害を受ける」となります。
度合いは様々ですが何かしらの被害を自分が受けるという意味ですが、できることならば被害が小さいうちに何とか対処して関わりを持たないことが望ましいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
「危害が及ぶ」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
言葉自体にいい意味はなく、生命、身体などに危険なことが達するということですから、本来ならば使いたくないですし、聞きたくもない言葉なのです。
「危害が及ぶ」前に何とか対処したいものです。
それでは言葉の意味をしっかり理解して使うようにしてください。