「おろし金」の意味!類語も解釈
日本人に馴染み深い調理器具と言えば「おろし金」ですが、最近の若い人達の中で知らないという人もいるでしょう。
今回は「おろし金」について詳しく紹介します。
目次
- 「おろし金」とは?意味
- Mac Proが「おろし金」と言われる訳
- 「おろし金」の関連語
「おろし金」とは?意味
「おろし金」とは、大根おろしを作る調理器具のことを言います。
昔から焼き魚やてんぷらに付けるなどして親しまれてきた大根おろしは、手で丁寧に擦って作るものです。
その大根おろしを作る調理器具のことを「おろし金」と言うのです。
「おろし金」は銅やステンレス製などの板状で、無数のギザギザが交互に就けられていて、大根おろしを作り易くする工夫がされています。
少し前まではどこの家庭でも必ず台所にあった調理器具ですが、日本人に焼き魚を食べる習慣や和食を食べる習慣が少なくなったことから見られなくなりました。
Mac Proが「おろし金」と言われる訳
USAのアップル社が発表したデスクトップPC「Mac Pro」が、そのデザインから「おろし金」と呼ばれて話題になっています。
前モデルが丸い筒状で中央に穴が開いていることから「ゴミ箱」と呼ばれたので、今回はデザインを一変しました。
前面と背面にステンレス製のメッシュパネルを取り付けて、多数の穴により風通しの良いデザインにしたのです。
ところがこのデザインが「どうしてもチーズのおろし金に見える」「なんて高価なチーズおろし器だ」とネット上で評判になっています。
もちろん性能は最新で最先端、プロのクリエイター向けの仕様で値段は5999ドルとハイレベルな商品です。
取っ手が付いているところまで酷似していることから、一般の企業ではお目にかかれない様なPCにもかかわらず大きな注目を集めています。
「おろし金」の関連語
「おろし金」の言い換えを紹介します。
- 大根おろし器
- チーズグレーター
大根おろし器
「大根おろし器」は、プラスチックでできたおろし金の下に、擦った大根を受けるトレーが付いた商品です。
大根だけではなく玉ねぎなどのスライサーや、ニンニクやショウガ、わさびなども擦れる小さなギザギザがついた面もあり、「複合機」として「おろし金」の代わりにキッチンに置いている家庭が多くなります。
チーズグレーター
フランスで発明された調理器具で、日本には馴染みが薄いかも知れませんが、「おろし金」と似た様な形状をしています。
ギザギザによりチーズを粉砕して料理の仕上げに使う為の調理器具です。
「Mac Pro」は英語では“cheese grater”と表現されています。
「おろし金」は、「大根おろしを作るための調理器具」です。
実家にあるという人も多いので探してみましょう。