「男気がない」とは?意味や類語!表現の使い方
「男気がない」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「男気がない人」の特徴や、「男気がない」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「男気がない」とは?
- 「男気がない人」の特徴
- 「男気がない」の類語や類似表現や似た言葉
「男気がない」とは?
みなさんは「男気がない」という言葉を知っているでしょうか。
「男気がない奴だ」などと言われた経験があるかもしれません。
一方で、「男気がない」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「男気がない」という言葉の意味を紹介します。
- 「男気がない」の読み方
- 「男気」の意味
- 「男気がない」の意味
「男気がない」の読み方
「男気がない」は「おとこぎがない」と読みます。
「男気」は「だんき」などと読まず、「おとこぎ」と読みましょう。
これを機会に「男気がない」は「おとこぎがない」と読みましょう。
「男気」の意味
「男気がない」という言葉の意味を紹介します。
まず「男気」とは何か、意味を知っておきましょう。
「男気」とは、「弱いものが苦しんでいる時に、見逃せない性格」「男らしい気質」などの意味があります。
例えば、かつて番長は「男気がある」学生の象徴とされていました。
番長はケンカはしますが、弱い者いじめはせず、弱い生徒をいじめている生徒の方に制裁を加えて、学校の秩序を保っていたとされています。
このような、かつての番長のような性格を「男気」と呼びます。
「男気がない」の意味
「男気がない」には「男らしくない」「義侠心がない」などの意味があります。
弱い者いじめの現場を見ても、スルーするような人は、「男気がない」と言われます。
ビジネスシーンでは、仕事が忙しすぎて困っている人を放置してしまうような人は「男気がない」と言えるでしょう。
また女子社員が上司にセクハラまがいのことをされているに、見て見ぬふりをして助けない人は、「男気がない」と言われるでしょう。
「男気がない人」の特徴
「男気がない」と言われる人には、どのような特徴があるでしょうか。
「男気がない人」に共通する特徴を、紹介して行きます。
- 「損なことはしたくない」【そんなことはしたくない】
- 「権力に逆らいたくない」【けんりょくにさからいたくない】
- 「勇気がない」【ゆうきがない】
「損なことはしたくない」【そんなことはしたくない】
世の中を損得で判断している人は、当然、損なことをしたくないと思うでしょう。
しかし「男気」とは、弱いものを放置できない性格で、自分から進んで損するような人を言います。
そのため「損なことをしたくない」人は結果的に、「男気がない」ことになります。
「権力に逆らいたくない」【けんりょくにさからいたくない】
「男気がある」人は、弱いものために、代わりに戦う人です。
弱い者いじめをする人の中には、権力側の人がたくさんいます。
「権力に逆らいたくない」タイプの人は、「男気がない」と言われても、権力に逆らったりしないでしょう。
「勇気がない」【ゆうきがない】
「男気がない」と言われる人の中には、「勇気がない」人もいます。
セクハラまがいの行為をされている女子社員を助けたくても、勇気がないため助けられないのかもしれません。
「男気がない」の類語や類似表現や似た言葉
「男気がない」の類語や類似表現を紹介します。
「男気がない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「怖がり」【こわがり】
- 「ケチ」【けち】
「怖がり」【こわがり】
「怖がり」は、「怖がる必要がない場面でも、怖がる人」という意味があります。
いつもビクビクしているため、「男気」を発揮しようがないでしょう。
「ケチ」【けち】
「ケチ」と呼ばれる性格の人は、「男気」がありません。
損をしてまで、他の人に尽くせないためです。
無暗に金品を惜しむ人は、「男気がない」タイプの人と言われそうです。
「男気がない」という言葉について見てきました。
みなさんの周囲にも「男気がない」と感じさせる男性がいるでしょう。
せめて自分だけは、「男気」を持てるよう、弱いものを助けられる勇気を持ちましょう。