「天にも昇る気持ち」とは?意味や類語!「天にも昇る心地」は同じ意味?
「天にも昇る気持ち」という表現があります。
一体どの様な時に使うのか、意味や例文などを紹介します。
目次
- 「天にも昇る気持ち」とは?意味
- 「天にも昇る気持ち」の表現の使い方
- 「天にも昇る気持ち」と「天にも昇る心地」は同じ意味?
- 「天にも昇る気持ち」の英語と解釈
- 「天にも昇る気持ち」を使った例文と意味を解釈
- 「天にも昇る気持ち」の類語や言い換え
「天にも昇る気持ち」とは?意味
「天にも昇る気持ち」について紹介します。
- 「天にも昇る気持ち」の読み方
- 「天にも昇る気持ち」の意味
「天にも昇る気持ち」の読み方
「天にも昇る気持ち」は「てんにものぼるきもち」と読みます。
特に難しい言葉ではありませんが、「昇る」を「上る」や「登る」と書かない様にしましょう。
「天にも昇る気持ち」の意味
「天にも昇る気持ち」の意味は「これ以上ないという程嬉しい様子」のことです。
人は嬉しいことがあると興奮して気持ちが浮わついてしまうものです。
心が軽く感じられて何でもポジティブに捉えことができます。
気持ちが晴れやかになりうきうきして、まるで羽が生えて天に昇っていけそうな気持ちになります。
この様な時に「天にも昇る気持ち」と言うのです。
「天にも昇る気持ち」の表現の使い方
「天にも昇る気持ち」が使われるのは、滅多にない位嬉しいことが起きた時です。
非常に困難だと思っていたことに成功した時に使われることが多くなります。
人に対してよりも、主に自分の気持ちを表す時に使います。
比喩表現ですので大袈裟な表現になっていますが、それだけ喜んでいることを表します。
「天にも昇る気持ち」と「天にも昇る心地」は同じ意味?
人によっては「天にも昇る心地」と表現することもあります。
どちらもよく使われる表現で、「天にも昇る気持ち」というのは慣用句や諺ではないので、間違いではありません。
「気持ち」と「心地」は良く似た意味ですが、使い方には違いがあります。
「気持ち」は心の状態の他に考えていることも表し、その人の内面に関する漠然としたものも含みます。
「心地」は、その時に感じたことに対して使われ「住み心地」など動詞の連体形とつながって一つの単語を形成することもあります。
「気持ち」と「心地」は意味が良く似ていますが、言い換えができないケースも多くあります。
「天にも昇る気持ち」の英語と解釈
“I was over the moon since he finally proposed me.”
「彼がついにプロポーズしてくれたので天にも昇る気持ちだった」になります。
“over the moon”は「月を飛び越える程の気持ち」と言う意味で、正に「天にも昇る気持ち」を表します。
「天にも昇る気持ち」を使った例文と意味を解釈
「天にも昇る気持ち」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「天にも昇る気持ち」を使った例文1
- 「天にも昇る気持ち」を使った例文2
「天にも昇る気持ち」を使った例文1
「片思いの女性に告白をしたらOKを貰えて天にも昇る気持ちだった」
人がこれ以上ないと思う程嬉しいのは恋愛が成就した時です。
ずっと片思いをしていた女性に思い切って告白したところ、意外なことにOKして貰えて非常に喜んだ様子を表しh手います。
「天にも昇る気持ち」を使った例文2
「担当アイドルのサイン会に行き、握手して貰えて天にも昇る気持ちだった」
アイドルのファンのことを「担当」と言います。
自分のお目当てのアイドルのサイン会に行き、握手をして声をかけて貰えて嬉しくて仕方がない様子を表しています。
「天にも昇る気持ち」の類語や言い換え
「天にも昇る気持ち」の類語を紹介します。
- 「有頂天」【うちょうてん】
- 「夢見心地」【ゆめみごこち】
「有頂天」【うちょうてん】
意味は「嬉しくて気分が舞い上がってい様子」「ものごとに熱中して回りが見えなくなる様子」です。
「夢見心地」【ゆめみごこち】
「ゆめみごこち」と読みます。
「まるで夢を見ている様に気持ち良くうっとりとしている様子」です。
「天にも昇る気持ち」は「これ以上ないという程嬉しい様子」です。
滅多にない様な幸運に恵まれた時に使ってみましょう。