「家路を急ぐ」とは?意味や類語!表現の使い方
皆さんは「家路に急ぐ」という言葉を使った経験があるでしょうか?
この言葉は、意外と多くの人が耳にしたことがある表現でしょうが、実際に自分で使う機会はそんなに多くはないかもしれません。
そこで今回は、この「家路を急ぐ」について触れて行きたいと思います。
目次
- 「家路を急ぐ」とは?意味
- 「家路を急ぐ」の表現の使い方
- 「家路を急ぐ」を分解して解釈
- 「家路を急ぐ」を使った例文と意味を解釈
- 「家路を急ぐ」の類語や言い換え
「家路を急ぐ」とは?意味
「家路を急ぐ」とは、「できるだけ早く自宅に帰ろうとすること」を指している言葉です。
1-1 「家路を急ぐ」の読み方
「家路を急ぐ」は「いえじをいそぐ」という読み方になりますが、何度か耳にしたことがあるフレーズかもしれないので、どのような漢字表記になっているかをしっかりと覚えて、読み方もリンクさせておくといいでしょう。
「家路を急ぐ」の表現の使い方
「家路を急ぐ」という言葉を使うのは突然、帰宅を急ぐ場面で出てくるのですが、仕事で帰宅中時間が遅くなったり、家路に向かっている最中に急に雨が降り始めた時などに使えます。
「家路を急ぐ」を分解して解釈
では、ここでこの言葉を「家路」と「急ぐ」の2つに分けて考えてみましょう。
- 「家路」
- 「急ぐ」
「家路」
「家路」とは「我が家へ帰る道」や「その家の方へ行く道」ということを意味しています。
「日か暮れて、家路に向かう人々が駅を足早に過ぎていった」というような使い方があります。
「急ぐ」
「急ぐ」とは「早く仕上げよう」、「早く行き着こうとしてスピードがアップする」という意味になります。
「家路を急ぐ」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「家路を急ぐ」を使った例文を見ていきましょう。
- 「家路を急ぐ」を使った例文1
- 「家路を急ぐ」を使った例文2
「家路を急ぐ」を使った例文1
「新婚の嫁が僕の帰りを待っているのかと思うと家路を急ぐ心が早って仕方がない」
もう新婚ホヤホヤの家庭であれば、ご主人がこんなふうに思うのは、当然のことでしょう。
それだけに1分でも早く「家路を急ぎ」帰宅したいはずですね。
「家路を急ぐ」を使った例文2
「道を通り過ぎていく人々は肩を丸めて身を低くしながら、大雨の中、家路を急いでいたのです」
これは帰宅中に想定外の大雨が降り出してきて、慌てて「家路を急ぐ」光景が伝えられようとしています。
「家路を急ぐ」の類語や言い換え
では「家路を急ぐ」は、他にどのような言葉で言い換えることができるのでしょう?
この言葉の類義語を見ていくことにしてみたいと思います。
- 「足早に帰宅する」
- 「急いで帰路につく」
「足早に帰宅する」
「足早に帰宅する」とは、「早い歩き方で自宅に帰ろうとする」という意味になります。
残業で夜遅くまで仕事をしていた人は、できるだけ深夜0時にならないように意識しなくてはなりません。
疲れが全く違いますね。
「急いで帰路につく」
「急いで帰路につく」の「つく」は漢字で表記すると「就く」となります。
「〜し始める」という解釈になり、主に慣用句的に使われています。
「帰路に就く」となると、「家路に就く」と同じような意味合いになります。
「家路を急ぐ」というフレーズを使った時は、この言い回しがとても新鮮に思えた時代がありました。
昔は残業して家路に向かう時は決して深夜にならないような時間帯に帰っていたいものです。
それが今では残業すること自体厳しいので、大切にこの言葉を噛み締めながら、味わってみたいものです。