「信頼を置く」とは?意味や類語!表現の使い方!
日常的な会話や、文章において「信頼を置く」という言葉はわりとよく出てくるのではないでしょうか。
ここでは「信頼を置く」の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「信頼を置く」とは?意味
- 「信頼を置く」の表現の使い方
- 「信頼を置く」を分解して解釈
- 「信頼を置く」の英語と解釈
- 「信頼を置く」を使った例文と意味を解釈
- 「信頼を置く」の類語や言い換え
「信頼を置く」とは?意味
「信頼を置く」とは相手に信頼する気持ちを持つこと、相手を信頼することといった意味で使われます。
- 「信頼を置く」の読み方
「信頼を置く」の読み方
「信頼を置く」とは「しんらいをおく」と読みます。
「信頼を置く」の表現の使い方
「信頼を置く」という言葉は相手を信頼しているという気持ちを伝える時や、または信頼していることそのものを言う時に使います。
「僕が長年、信頼を置く彼女に任せておけば問題はない」「あなたは信頼が置けそうな人ね」といった感じで、会話でも文章でもこの表現はよく使われます。
「信頼を置く」を分解して解釈
「信頼を置く」は「信頼」と「置く」という二つの言葉があります。
それでは一つずつの意味を確認しておきましょう。
- 「信頼」
- 「置く」
「信頼」
「信頼」とはある人、ある物などを高く評価していること、またすべてを任せてもいいという気持ちを持っていることを言います。
「信頼」と似た言葉に「信用」があります。
「信用」は確かであると信じて疑わないという意味で「信頼」は高く評価して任せられるという気持ちを持っていることを表す言葉です。
そのことも併せて覚えておくようにしましょう。
「置く」
「置く」とは動詞で、複数の意味を持つ言葉です。
物や人をある場所に据えること、これが一般的によく使われる「置く」の意味です。
他には設備、機関、役職などを設ける、自分の家に人を住まわせる、役割を与えて機能させる、目標、中心を定めるといった意味合いもあります。
そして「・・・の気持ちを持つ」といった意味でも「置く」という言葉は使います。
「信頼を置く」はこの意味となります。
「信頼を置く」の英語と解釈
「信頼を置く」の「信頼」は英語では“trust”となります。
「信頼を置く」は“put one's trust”と言えばいいでしょう。
「信頼を置く」を使った例文と意味を解釈
「信頼を置く」を使った例文をいくつか紹介します。
意味の解釈もつけていますので参考にしてみてください。
- 「信頼を置く」を使った例文1
- 「信頼を置く」を使った例文2
「信頼を置く」を使った例文1
「信頼を置ける相手はそうそういるものじゃない」
「信頼を置く」とは相手を信頼する気持ちを持つこと、また信頼していることを言う言葉ですが、そのような相手とはそんなに沢山出会えるものではないでしょう。
ですから「信頼を置ける相手」のことは大事にしたいものです。
「信頼を置く」を使った例文2
「あなたが信頼を置いている彼は、あなたを裏切っているのよ」
自分が信頼をしている相手から、陰で裏切りを受けている、こういうことは時に起こることと言えるでしょう。
「信頼」は相手を高く評価して信じる気持ちですが、相手が上手く振舞って騙している場合もあれば、自分が見誤っている場合もあるからです。
「信頼を置く」の類語や言い換え
「信頼を置く」の類語、言い換えをいくつか見ていきましょう。
- 「全幅の信頼を寄せる」【ぜんぷくのしんらいをよせる】
- 「信じて疑わない」【しんじてうたがわない】
「全幅の信頼を寄せる」【ぜんぷくのしんらいをよせる】
「全幅の信頼を寄せる」とは、相手のことを完全だと思い疑わないこととなります。
このように思ったり、思われることは素晴らしいことと言えるでしょう。
「信じて疑わない」【しんじてうたがわない】
「信頼を置く」を簡単に訳して言うならば「信じて疑わない」という言葉が当てはまります。
「信じて疑わない」気持ちを持つ相手とは、信頼しているということになります。
いかがでしたでしょうか。
「信頼を置く」という言葉の意味、使い方、例文などをまとめてお伝えしました。
相手を高く評価して、信じて疑わない、そのような気持ち、また信頼することといった素晴らしい意味を持つ言葉です。
しっかり覚えて使いこなせるようになりましょう。