「開口一番」とは?意味や類語!表現の使い方!
「開口一番」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「開口一番」という言葉を使った例文や、「開口一番」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「開口一番」とは?
- 「開口一番」を使った例文や短文など
- 「開口一番」の類語や類似表現や似た言葉
「開口一番」とは?
「開口一番」という言葉を知っているでしょうか。
「会議の席で開口一番、重要な発言をした」という経験がある人もいるかもしれません。
一方で、「開口一番」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「開口一番」という言葉の意味を紹介します。
- 「開口一番」の読み方
- 「開口一番」の意味
「開口一番」の読み方
「開口一番」は「かいこういちばん」と読みます。
「開口」は「かいこう」、「一番」は「いちばん」と読みます。
「あけぐちいちばん」などと読み間違えないように、気を付けましょう。
これを機会に、「開口一番」は「かいこういちばん」と読みましょう。
「開口一番」の意味
「開口一番」の意味を紹介します。
「開口一番」には、「口を開いて、言いだすとすぐに」という意味や「口を開くやいなや」という意味があります。
「開口一番、重要な話をする」という言葉には、「言いだすとすぐに、重要な話をする」という意味があります。
普通は重要な話をする前に、場を温めるような話をしたり、相手に覚悟させるような発言がありますが、そのような前置きがない時に、「開口一番」という言葉を使います。
「開口一番」を使った例文や短文など
「開口一番」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「開口一番」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「開口一番」を使った例文1
- 「開口一番」を使った例文2
「開口一番」を使った例文1
「社長が『開口一番』、社員をののしった」
この例文は、朝礼の挨拶などで、社長が口を開くや否や、社員を罵倒するような言葉を発したとシーンを切り取ったものです。
みなさんも、このような場面に出くわしたことがあるかもしれません。
場が凍りつくような緊張感に包まれますが、そのような緊張感を作ることが、社長の狙いなのかもしれません。
「開口一番」を使った例文2
「彼女と会って、『開口一番』好きだと言った」
この例文は、会ったばかりの女性に、好きだと告白した男性についての文章になります。
普通は、友達になるところから始めようとしますが、この男性は、いきなり告白という道を選んだようです。
この男性のように、初めにインパクトを残し、そこからイメージアップを狙っていく方法があります。
まるで記憶に残らないのを避けるためには有効かもしれません。
「開口一番」の類語や類似表現や似た言葉
「開口一番」の類語や類似表現を紹介します。
「開口一番」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「沈黙を破る」【ちんもくをやぶる】
- 「口火を切る」【くちびをきる】
「沈黙を破る」【ちんもくをやぶる】
「沈黙を破る」には、「黙っていた人が、声を出して話し始めること」という意味があります。
会議などが煮詰まると、しんとしてしまうことがありますが、その沈黙を破るように話し始めることを、「沈黙を破る」と言います。
「口火を切る」【くちびをきる】
「口火を切る」には、「物事を先駆けて行い、きっかけを作る」という意味があります。
例えば戦闘シーンの最初に仕掛ける部隊は、「口火を切る」ための部隊と言えます。
先に手を出して、本格的な戦闘を呼び込むきっかけを作ることが役目になります。
同様に、会議が盛り上がるよう、初めに思い切った意見を言う人の様子を「口火を切る」と言います。
「開口一番」という言葉について見てきました。
誰かがいきなり本題について話し始めた時、「開口一番」という言葉を使ってみましょう。
またそのような場面があったことを、他の人に伝える時に、「部長が会議で、開口一番、こんなことを言った」というように、「開口一番」という言葉を使って伝えましょう。