「遠路はるばる」とは？意味や類語！誤用？表現の使い方！

「遠路はるばる」とは?

みなさんは「遠路はるばる」という言葉を知っているでしょうか。

「遠路はるばる、遊びに来たよ」などと、地方に住む友達に言った経験があるかもしれません。

一方で、「遠路はるばる」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。

そこで「遠路はるばる」という言葉の意味を紹介します。

• 「遠路はるばる」の読み方
• 「遠路はるばる」の意味

「遠路はるばる」の読み方

「遠路はるばる」は「えんろはるばる」と読みます。

「遠路」は「とおろ」ではなく、「えんろ」と読みますので、注意しましょう。

「遠路はるばる」の意味

「遠路はるばる」には、「はるか遠く、長く遠い道のりから」または、「長く遠い道のりを移動した」という意味があります。

「遠路はるばる、遊びに来た」という場合、長く遠い道のりを経て、遊びにやって来たという意味があります。

例えば東京在住の人が、北海道の友達に会いに行く時、このような文章になるかもしれません。

「遠路はるばる」を使った例文や短文など

「遠路はるばる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「遠路はるばる」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「遠路はるばる」を使った例文1
• 「遠路はるばる」を使った例文2

「遠路はるばる」を使った例文1

「南米の国は『遠路はるばる』と呼ぶのにふさわしく遠い」

この例文のように、日本から最も遠い場所のひとつに、南米大陸の国があります。

地球儀で見ると、日本の真裏に国々があるためです。

実際の移動にも、丸一日以上かかるため、まさに「遠路はるばる」と言えるでしょう。

「遠路はるばる」を使った例文2

「『遠路はるばる』お越しいただき、誠にありがとうございます」

この例文は、ビジネスシーンで使う、挨拶のひとつです。

遠くから来ていただいてありがとうございます、という意味で、このような文章の挨拶をします。

会社から離れた実家近くで結婚披露宴をする時も、新郎や司会者が、このような挨拶をすることがあります。

「遠路はるばる」の類語や類似表現や似た言葉

「遠路はるばる」の類語や類似表現を紹介します。

「遠路はるばる」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「長い道のり」【ながいみちのり】
• 「長旅をして」【ながたびをして】
• 「遠い所から」【とおいところから】

「長い道のり」【ながいみちのり】

「長い道のり」には、「目的地まで時間や距離が長い」という意味があり、「遠路はるばる」と似た意味があります。

例えば東京からニューヨークに遊びに行く時、行程は「長い道のり」になります。

「長旅をして」【ながたびをして】

「長旅をして」には、「長い時間や距離の旅をして」という意味があります。

「長旅」には「長途の旅」という意味があるため、「長途の旅をした上で」という意味があります。

「遠い所から」【とおいところから】

「遠い所から」は、「遠い所からお越しいただきありがとうございます」という言い回しで使う、「遠路はるばる」と同じようなビジネス用語のひとつです。

出張して会いに来てくれた担当者などに、このような言い回しで感謝の気持ちを伝えます。

またパーティの挨拶で、「遠い所からお越しいただきありがとうございます」などと言うことがあります。